ノエル・ギャラガー、ソロ活動はオアシスよりもしんどいと語る

ノエル・ギャラガー、ソロ活動はオアシスよりもしんどいと語る

ノエル・ギャラガーは自身のソロ・キャリアについてオアシスで活動するよりよっぽどしんどいと語っている。ただ、その一方でオアシスとして演奏していた頃が懐かしいとはさっぱり思っていないとも『NME』ラジオに語っている。

現在ヨーロッパ・ツアー中で近く短い東南アジア・ツアーにも乗り出すノエルは、オアシスとしてやっていた頃が恋しくなったりすることはないのかという問いに次のように答えている。

「ないね。でも、頑なになってそう言ってるわけじゃないんだよ。もし最高だったら、そもそも俺が辞めることもなかったはずだし、やってて楽しくてしようがないんだったら今自分がやってる活動もやってないはずだからね。あの頃は別に恋しくもなんともないし、俺には今自分がやってることが楽しいんだよ」

さらにノエルはこう続けている。「今の活動はオアシスでやってたことよりもよっぽどしんどくて、特にメンタルや脳味噌に負荷がかかるんだよね。それに対してオアシスは心や魂に負荷がかかるもんだったんだ。今の活動は毎晩しっかり冴えてなきゃならないから大変だよ。でも、オアシスでやってた頃はステージに出る頃はまだ宿酔いの状態だったりして、ろくに寝てなかったりもして、でも、俺の持ち場になるまでにはウォームアップができてるっていうもんだったからね。それが今じゃ最初から全開で行かなきゃならないわけだからさ」

また、アモルファス・アンドロジナスとのコラボレーションとなるソロ次回作について、ファースト・ソロのツアーがここまで長期化したことによって相当に脇道に逸れてしまったとも説明している。

「とりあえず11月までツアーは続けることになるからさ。ファースト・アルバムはツアーをやりつつ勢いが爆発したわけで、もう2度とこんなことをやれるかどうか俺にもわからないよ。セカンド・アルバムについては、ライヴをどんどん増やしてったせいで、とうの昔に脇にそれてっちゃったよね」

その一方でノエルは10月31日に初のソロ・ライヴDVD『インターナショナル・マジック・ライヴ・アット・ジ・O2』をリリースする。内容は2月26日 のライヴを完全収録したもので、さらにボーナス・ディスクではノエルが神的天才賞に輝いた『NME』大賞授賞式でのパフォーマンスやカナダのトロントの モッド・クラブでのアコースティック・ライヴ、さらにシングル3曲のヴィデオなども収録される。また、一説ではマンチェスター・シティが優勝を決めた試合 をチリのスポーツ・バーで観戦して感激のあまり泣きじゃくる映像なども含まれているのではないかと噂されている。

また、ノエルは3日からロンドンのラウンドハウスで開催されているアイチューンズ・フェスティヴァルで12日に出演する。

ノエルのNMEラジオ・インタヴューはこちらから→
http://soundcloud.com/nme-radio/noel-gallagher-interview-part
(c) NME.COM / IPC Media 2012
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