ミューズとワーナー・ブラザーズ、『ザ・レジスタンス』の“エクソジェネシス”が盗作だったと訴えられる

ミューズとワーナー・ブラザーズ、『ザ・レジスタンス』の“エクソジェネシス”が盗作だったと訴えられる

ミューズとバンドのレコード会社のワーナー・ブラザーズは、バンドの2009年の作品『ザ・レジスタンス』の“エクソジェネシス”などの一部の曲が盗作だったとして、350万ドルを求める訴えを起こされている。

訴えを起こしているのはチャールズ・ボルフラスという人物で、ニューヨークのマンハッタンにある裁判所に、バンドが自身の『エクソジェネシス』という「映画的なSFロック・オペラ」的な作品を盗用したと訴えを起こしている。

法曹専門誌の『コートハウス・ニュース』誌によれば、ボルフラスは2005年にミューズのほか数バンドとコンタクトを取り、地球が崩壊した後の宇宙での彷徨を描いたSFロック・オペラの制作を持ちかけたと訴えているとか。

ミューズは翌年になってボルフラスの申し出を断ってきたが、その後、『ザ・レジスタンス』中の“エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第1部(序曲) ”、“エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第2部(他家受精) ”、“エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない) ”の3曲の中でボルフラスの構想を盗用したと訴えている。

ボルフラスはまた『ザ・レジスタンス』のジャケットもボルフラスがロック・オペラとして創作したストーリーのイメージボードの一部が盗用されていると訴えている。ボルフラスはワーナーを著作権侵害と不当な商習慣の強制と不当競合とで訴えているそうだ。

その一方で、新作『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』を10月3日にリリースするミューズだが、10月から12月にかけてヨーロッパ・ツアーを敢行する予定で、9月30日にはロンドンのラウンドハウスで開催されているiTunesフェスティヴァルに出演する予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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