コールドプレイ、リアーナとジェイ・Zとともにパラリンピック閉幕式典を締めくくる。約2時間30分に及ぶ映像も公開

コールドプレイ、リアーナとジェイ・Zとともにパラリンピック閉幕式典を締めくくる。約2時間30分に及ぶ映像も公開

9月9日に行われたロンドン・パラリンピック閉幕式典をコールドプレイのパフォーマンスが締め括り、コールドプレイのステージにはリアーナとジェイ・Zも登場した。

リアーナはコールドプレイの『マイロ・ザイロト』で共演したトラック"プリンセス・オブ・チャイナ"でデュエットとして登場。その後、ジェイ・Zが自身の"ラン・ディス・タウン"をバンドとの演奏で披露し、さらにコールドプレイの"パラダイス"でも共演を続けた。なおリアーナは"ラン・ディス・タウン"でも登場した。

式典はロンドンのストラトフォードにあるオリンピック・スタジアムで3時間にわたって繰り広げられ、センター・ステージの周囲には164か国から集まった4200名のパラリンピック選手団が式典を鑑賞した。

コールドプレイのステージは四季を彩った色彩豊かな演出となり、『マイロ・ザイロト』からの"アス・アゲンスト・ザ・ワールド"が幕開けを飾った。それに続いてクリス・マーティンは「これはすべての選手とヴォランティアのみなさんに捧げます」と紹介して"イエロー"の演奏に入ると、ステージは黄色と白の照明で照らし出され、バンドの周囲をダンサー群が取り囲む格好となった。

それに続いた"アップ・イン・フレイムス"ではダンサーらが松明を持って選手団の周りでパフォーマンスを披露し、それからは2度披露された"パラダイス"の最初のヴァージョンとなった。"42"の演奏中にはステージの中央に氷の女王のような彫像が登場し、さらにそれに続いた"ゴッド・プット・ア・スマイル・アポン・ユア・フェイス"では障害者のドラマーがバンドの演奏に加わることになった。

リアーナは選手団の間をかき分けるようにステージに進んだ木製の船に乗って登場し、バンドと"プリンセス・オブ・チャイナ"を披露した。その後、"ストロベリー・スウィング"を挟んでリアーナはスタジアムの上空高くに吊るしたブランコに乗って自身の大ヒット曲"ウィー・ファウンド・ラヴ"を歌い上げた。「パラリンピックに出させてもらえるのはものすごい名誉なことです」とリアーナは選手団と観客に伝えた。「選手のみなさんは剣闘士のように勇ましい存在で、わたしには大きなインスピレーションになっています」

パフォーマンスは"美しき生命"の後はいったん中断され、五輪旗のロンドンから2016年パラリンピック開催地リオデジャネイロへの引き渡し行事が行われ、その後ジェイ・Z、リアーナ、コールドプレイによる"ラン・ディス・タウン"の演奏でパフォーマンスは再開された。

ジェイ・Zは続く"パラダイス"でもコールドプレイとの演奏を続け、その後はバンドが"サイエンティスト"と"ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく"でパフォーマンスを締めくくった。

セットリストは以下のとおり:
'Us Against The World'
'Yellow'
'Up In Flames'
'Paradise'
'42'
'God Put A Smile Upon My Face'
'Clocks'
'Charlie Brown'
'Princess Of China'
'Strawberry Swing'
'We Found Love'
'Viva La Vida'
'Run This Town' (featuring Jay-Z and Rihanna)
'Paradise' (featuring Jay-Z)
'The Scientist'
'Every Teardrop Is A Waterfall'

2時間半に及ぶ閉会式の模様はこちらから→

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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