レッド・ツェッペリン、ついに2007年の伝説のO2ライヴをリリースか、あるいはツアー開始か

レッド・ツェッペリン、ついに2007年の伝説のO2ライヴをリリースか、あるいはツアー開始か

レッド・ツェッペリンのフェイスブックのオフィシャル・ページに謎めいたメッセージが9月8日に書き込まれ、インターネットで大きな興奮と臆測を呼んでいる。

バンドのページでは1973年の『聖なる館』や76年のライヴ盤『永遠の詩』のロゴなどと同じ書体で「FIVE」という文字の画像がアップされていて、ひょっとしたらこれは2007年にロンドンのO2アリーナで行われた再結成ライヴのDVDリリースとなんかしら関係したものなのかもしれないという噂を呼んでいる。なお、フェイスブック・ページではその後さらに71年の『Ⅳ』の内ジャケットに印刷されていた"天国への階段"の歌詞の書体で「four」と書かれた画像もアップされている。

レッド・ツェッペリンは2007年12月にO2アリーナで行われた、アトランティック・レコードの創業者アーメット・アーテガンの追悼コンサートに出演して早くも伝説となったライヴを届けたが、その後、このライヴの映像などは一度もリリースされていない。「FIVE」とはこのライヴから考えて「5年」のことなのではないかと指摘する向きも多い。

さらにレッド・ツェッペリンのギターのジミー・ペイジのマネージャー、ピーター・メンチが次のようにツイートしたことで一気に「5年」と「DVDリリース」の信憑性が高くなっている。

「もうすぐそこだ。ぼくは観たし聴いた。そろそろ5年ぶりだ」

しかし、その一方で再結成ツアーを期待する声も多い。この「FIVE」の意味を問いかけるNMEのブログではファンのジョルジーナMtが次のように語っている。「ザ・ストーン・ローゼズが再結成したからにはどんなことだって可能だ」

さらにミシェラ・サッチ・オブライエンは次のように書き込んでいる。「ジミー・ペイジはザ・ストーン・ローゼズのライヴに行って非常に印象深かったとコメントしているだけに……やる気になったのかも? ジョン・スクアイアもO2でレッド・ツェッペリンを観た後でザ・ストーン・ローゼズの再結成について考え直してみたというだけにおもしろいかも」

しかし、2011年に行った『ローリング・ストーン』誌とのインタヴューでヴォーカルのロバート・プラントは次のように再結成ツアーについては否定している。「俺はあまりにも遠い場所へ来てしまってるから、ほとんど接点を持てないほどなんだけど。正直言って性器が疼くくらい煩わしいよ。もうどうだっていいことだろ? もちろんファンは喜ぶんだろうけど。でも、俺の視点からも考えてもらいたいよ。俺はそのうち人の手を貸してもらわないと通りも渡れないような歳にもなるんだぜ」。

レッド・ツェッペリンのフェイスブック・ページはこちらから→
https://www.facebook.com/ledzeppelin

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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