ピンク・フロイド、五輪閉幕式典でのエド・シーランとの共演を否定

ピンク・フロイド、五輪閉幕式典でのエド・シーランとの共演を否定

エド・シーランはロンドン・オリンピックの閉幕式典でピンク・フロイドと共演すると語っていたが、ピンク・フロイド側がこれを否定した。

8月12日に行われる閉幕式典ではエドがザ・フーと共演するものと予想されているが、オーストラリアのラジオ局ノヴァに出演した際にエドは実はピンク・フロイドと共演するのだと先頃語っていた。

閉幕式典に出演するのかどうか訊かれてエドは次のように答えている。「閉幕式典には出ることになってるよ。自分ではなかなかイケてるんじゃないかと思ってるんだけど。たくさんの人たちがぼくがザ・フーと共演するもんだと思ってるようだけど、違うんだよね。ぼくはピンク・フロイドと共演するんだよ。"あなたがここにいてほしい"をやるんだよ」

しかし、それからしばらくしてピンク・フロイドは次のような声明を発表した。

「プレスの臆測に応えますと、ピンク・フロイドはロンドン2012年オリンピック閉幕式典にはバンドとして出演しないことを明らかにしています」

ピンク・フロイドの面々が最後にステージに集ったのは、昨年ロンドンのO2アリーナで行われたロジャー・ウォーターズのライヴでのことで、デイヴ・ギルモアとニック・メイソンがステージで共演を果たしている。

オリンピック閉幕式典は映画音楽の作曲などで有名なデイヴィッド・アーノルドを総監督に迎えてイギリスの音楽50年の歴史を振り返るものになるといわれているが、内容については固い箝口令が敷かれている。今のところ、ザ・フー、カイザー・チーフス、テイク・ザット、ジョージ・マイケル、エミリー・サンデーの出演のみが確認されている。リアム・ギャラガーも出演するのではないかと囁かれているが、先頃フジロック・フェスティヴァル出演のため来日したリアムは閉幕式典への出演を認め、8人のオーケストラを使ってオアシスの"ワンダーウォール"を演奏すると語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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