リアム・ギャラガー、ウェイン・ルーニーの植毛に物申す

リアム・ギャラガー、ウェイン・ルーニーの植毛に物申す

ビーディ・アイのリアム・ギャラガーはイギリスを代表するサッカー選手でマンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニーの植毛に物申している。

ルーニーは数年前に植毛手術を行ったことで話題になったが、この植毛についてリアムは次のように『デイリー・テレグラフ』紙に語っている。

「俺は気に入らないな。なんかまんまるの風船の上に潰したウィータビックス(楕円形に成形した全粒麦のシリアル)をのっけたような感じだよ。スキンヘッドにしたほうがよっぽどましだぜ」

さらにリアムは一時期までノエル・ギャラガーと繰り広げた舌戦についてこう語っている。

「訴訟沙汰の後に、うちのおふくろに俺たちふたりでちょっと頭を冷やせって言いつけられてね。それで俺も『そういうことなら、わかったよ』って了承したんだけど。兄貴とは話をする気にはならんけど、憎く思ったことは一度もないよ。兄貴は兄貴のやることをやってるんだから、俺もそうするまでの話だよ。でも、兄貴との発言のやり合いはやってて楽しかったな。だから、休戦にしてからは退屈でしようがないな。これは地獄だね。また、けなし合い祭りをやんなきゃダメだな!」

なお、先週末にフジロック・フェスティヴァルに出演したリアムはオアシスの曲をノエルとノエルのバンドの「ハイ・フライング・スマーフス(小人)」に捧げている。リアムはオアシスのナンバーを2曲、"ロックンロール・スター"と"モーニング・グローリー"を披露する際に"ロックンロール・スター"は「唯一無二のノエル・ギャラガーさんに捧げます」と紹介し、さらに"モーニング・グローリー"については「ハイ・フライング・スマーフスに捧げます」と紹介した。

その翌日の2日目のヘッドライナーを務めたノエル・ギャラガーはオアシスの"(イッツ・グッド)トゥ・ビー・フリー"で幕開けを飾り、その後は『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』の収録曲でほぼ構成されたセットを披露した。

その一方でノエルはリアムとともにフジロックに出演したことについて次のように語っている。

「どっち側もそれには同意できないんじゃないかな。俺たちが同じ日に出演したとしたら、どういうことが起きるのか? 誰も彼もが再結成するのかって訊き始める、と。そういうことが起きるんだよ。あるいはどちらかのステージで共演して"ディグジーズ・ダイナー"を歌わないのかってね」

「そういうのは俺には必要ないし、あっちもそうだと思うよ。そういうものはすべてひっくるめて避けたいところなんだ。これでいいかな」

なお、リアムはビーディ・アイとして出演するロンドン・オリンピック閉幕式典でオアシスの"ワンダーウォール"を演奏すると伝えられている。ただ、この話はもともとノエル・ギャラガーに持ちかけられた話だったがノエルは結局断ったとも関係者筋が語っているという。今後、ノエルはV・フェスティヴァルへの出演なども控えている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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