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    ミューズ、かつてファンク・バンドをやっていたのは黒歴史だったと語る。新作のジャケット写真も公開

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    • ミューズ、かつてファンク・バンドをやっていたのは黒歴史だったと語る。新作のジャケット写真も公開 - ミューズ『ザ・セカンド・ロウ』9月19日発売

    2009年以来の新作アルバム『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』の発売を9月19日に控えたミューズのメンバー3人が、発売中の『ロッキング・オン』9月号でロング・インタヴューに答え、早くもアルバムの全容を語っている。

    インタヴューでは、マット、ドム、クリスの3人がそれぞれアルバムの内容について語っているのだが、"パニック・ステーション"という特にファンク色の強い新曲について、マットは次のように語っている。

    「そもそも初めてバンドを組んだ頃の僕ら、ティーン期の僕らって元々ファンク系のロックを演ってたんだよね。あの頃は特にレッチリやプライマスとかに傾倒していて、ミューズの前身バンドを組んだ当初もああいう系統のサウンドを演ってたんだ。ミューズになってからはすぐまた別の方向性に移行したけどさ。それに僕らは80年代を思春期として育った世代でもあるから、プリンスやインエクセスとかも大好きでよく聴いてたし。だからこの"パニック・ステーション"は、あの無邪気に音楽を楽しんでいた頃の自分達、初めて音楽の楽しさに目覚めた頃の子供みたいな感覚を思い出しながら書いたんだ」

    このマットの発言に対して、ドムは驚いてこのように語っている。

    「ええっ! あいつそんな黒歴史まで明かしたんだ? うぅ……(両手で顔を覆った後)っていうのはさ、元々ティンマスっていう英南西部のド田舎で、ろくな音楽シーンもないし、ティーンの楽しみといえばサーフィンとファンクぐらいしかない町だから。それ以外の音楽をやるバンドなんていなかったんだよ。だから俺とマットがバンドを組んだ頃もごく自然にそっち方向にいっちゃったわけだけど。そういう過去があったからある時期を境に大っ嫌いになっちゃって、クリスが加入した時も『ファンクっぽいスラップ・ベースだけは死んでも弾くな』っていう注文をつけたわけで。以後もずっとファンク・サウンドはミューズ内ではタブーになってたんだ」

    バンドは10月から新作を引っさげてヨーロッパ・ツアーに出ることが決定している。

    またバンドは新作『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』のジャケット写真を公開した。
    ジャケットは、The Human Connectome Projectによる脳の写真を使用したもので、神経伝達を視覚化したものだという。
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