リアム・ギャラガー、フジロックでオアシス曲をノエル・ギャラガーや「ハイ・フライング・スマーフス」に捧げる

リアム・ギャラガー、フジロックでオアシス曲をノエル・ギャラガーや「ハイ・フライング・スマーフス」に捧げる

先週末にフジロック・フェスティヴァルに出演したビーディ・アイのリアム・ギャラガーはオアシスの曲をノエル・ギャラガーやノエルのバンドの「ハイ・フライング・スマーフス(小人)」に捧げた。

ザ・ストーン・ローゼズの前にメイン・ステージに出演したビーディ・アイは『ディファレント・ギア、スティル・スピーディング』の収録曲をほぼすべて披露したが、オアシスのナンバーも2曲、"ロックンロール・スター"と"モーニング・グローリー"を演奏した。

"ロックンロール・スター"を演奏する前にリアムは「唯一無二のノエル・ギャラガーさんに捧げます」と紹介し、さらに"モーニング・グローリー"の演奏前には「ハイ・フライング・スマーフスに捧げます」と紹介した。

その翌日の2日目のヘッドライナーを務めたノエル・ギャラガーはオアシスの"(イッツ・グッド)トゥ・ビー・フリー"で幕開けを飾り、その後は『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』の収録曲でほぼ構成されたセットを披露した。

ノエルはまた新曲"Freaky Teeth"のほか、B面曲"The Good Rebel"や"'Let The Lord Shine A Light On Me"を披露し、4曲で構成されたアンコールではオアシスの"ホワットエヴァー"や"ドント・ルック・バック・イン・アンガー"を演奏した。

ただ、リアムとともにフジロックに出演したことについて、同じ日に出演することはありえないのかという『ザ・サン』紙の質問に、ノエルは次のように応えていた。

「どっち側もそれには同意できないんじゃないかな。俺たちが同じ日に出演したとしたら、どういうことが起きるのか? 誰も彼もが再結成するのかって訊き始める、と。そういうことが起きるんだよ。あるいはどちらかのステージで共演して"ディグジーズ・ダイナー"を歌わないのかってね」

「そういうのは俺には必要ないし、あっちもそうだと思うよ。そういうものはすべてひっくるめて避けたいところなんだ。これでいいかな」

その一方で、リアムはビーディ・アイとして出演するロンドン・オリンピック閉幕式典でオアシスの"ワンダーウォール"を演奏すると伝えられている。ただ、この話はもともとノエル・ギャラガーに持ちかけられた話だったがノエルは結局断ったとも関係者筋が語っているという。今後、ノエルはV・フェスティヴァルへの出演なども控えている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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