リアム・ギャラガー、オリンピック閉幕式典で"ワンダーウォール"を歌うことに

リアム・ギャラガー、オリンピック閉幕式典で"ワンダーウォール"を歌うことに

ビーディ・アイのリアム・ギャラガーはオリンピックの閉幕式典でオアシスの"ワンダーウォール"を演奏することが明らかになったと7月20日に各紙が伝えている。

閉幕式のセレモニーでリアムは映画音楽などの作曲で有名なデイヴィッド・アーノルドが総監督を務めるパフォーマンスの一部として"ワンダーウォール"をビーディ・アイの面々と演奏することになるとか。パフォーマンスは『イギリス音楽交響楽』と題されたもので、ザ・フー、カイザー・チーフス、テイク・ザット、ジョージ・マイケル、エミリー・サンデーらも参加することが明らかになっている。

ただ、『ザ・サン』紙によると"ワンダーウォール"を演奏する話はもともとノエル・ギャラガーに持ちかけられたものだったが、ノエルがいったん断ったという経緯があったという。さる関係者筋の談話として次のようなものが紹介されている。

「数か月前にオリンピック実行委員会が閉幕式典でなんかやってほしいとノエルに打診してきたそうなんだよ。ノエルのマネージャーもノエルも相当時間をかけて悩んだそうだよ。6億5千万人がテレビで観るってこととなったら、そりゃあ相当の誘惑だからね」

「でも、最後には断ったそうなんだよ。ツアーは大成功しているし、そんなことまでやる必要はないと。そこで実行委員会がリアムにやる気があるかと訊いたところ、やりたいという話だったんだ。もうザ・フーの出演が決まってたから、当然やる気満々だったんだね。実行委員会としては、イギリスが生んできたものを世界に見せつけるためにも、愛国的なシンガロングとして極まるような、問答無用にイギリス的なものを求めてたんだよ。オアシスはまさにそういうものだったわけで、ノエルだろうが、リアムだろうが、ロックンロールをとにかく放り込みたかったっていうことなんだね」

その一方で7月27日にロンドンで行われる開幕式典にはポール・マッカートニーが出演することが決定している。式典そのものは映画監督のダニー・ボイルが総監督を担当し、音楽はアンダーワールドが監修している。さらに9月9日に開催されるパラリンピックの閉幕式典ではコールドプレイが演奏する予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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