コールドプレイがコミック版『マイロ・ザイロト』を発表
2012.07.12 16:30
現在アメリカ・ツアー中のコールドプレイは最新作『マイロ・ザイロト』をベースにしたコミックスを近く発表する。
このコミックスは6部構成になっていて、シナリオはアニメ『カンフー・パンダ』などで知られるマーク・オズボーンが手がけていてるとのこと。来年の2月以降に発売される予定だという。コミックスの内容についてオズボーンは次のように語っている。
「バンドと僕とで数年前から構想を練ってきた、音楽をベースにしたアニメ映画の案の最新の形なんだよ」
さらに主人公である「マイロ・ザイロト」についてオズボーンは次のように説明している。「マイロ・ザイロトはサイレンシアという世界で音と色との戦争の前線で活躍する若いサイレンサーなんだよ。でも、マイロは自分がずっと敵として憎悪するように教え込まれてきたものが、実際には敵ではないかもしれないということを発見していくんだ」。
また、バンドも次のように説明している。「3年前にぼくたちの友達のマーク・オズボーンとマイロ・ザイロトというキャラクターを思いついたんだよ。やがて、マイロの物語や世界観が出来上がっていって、これが今度のアルバムとツアーの設定の背景になったんだ。そして、今回、この物語を来年初頭に6部構成のコミックスとして発売することを報告できるようになって嬉しく思っているんだ。みんな気に入ってくれることを願ってるよ。作る方はすごく楽しめたからね」
作品は今週末にサンディエゴで開催されるマンガの祭典、コミコン・インターナショナルで紹介されるという。なお、これまでロックではキッスやコヒード・アンド・カンブリアらがオリジナルのコミックスを発表してきている。
また、バンドは9月に開催されるロンドン・パラリンピック閉幕記念イヴェントでヘッドライナー出演を予定している。
(c) NME.COM / IPC Media 2012