来年のスーパーボウル・ハーフタイム・ショー出演説にヴァン・ヘイレンが応える

来年のスーパーボウル・ハーフタイム・ショー出演説にヴァン・ヘイレンが応える

ヴァン・ヘイレンが来年のスーパーボウルのハーフタイム・ショーに出演するかもしれないというネットで渦巻いている噂にデイヴ・リー・ロスが応えている。

バンドは7月7日以降のアメリカ・ツアーをいったん順延し、先頃すべて中止にしたが、
その間デイヴやギターのエディ・ヴァン・ヘイレンはスケジュールが現在の自分たちにはキャパ・オーヴァーになってしまったと経緯を説明し、エディはその流れで「11月には日本に行くし、新年にはなにか特別なことをやる予定なんだけど、まだ詳しくは話せないんだ」とも発言。しかし、この「新年にはなにか」という発言がまたにわかにスーパーボウル・ハーフタイム・ショー出演説としてネットで盛り上がることになってしまった模様だ。

これに対してデイヴは次のように公開所信を発表している。

「ヴァン・ヘイレンがスーパーボウルで演奏するんではないかという今はびこっている噂にどうしても答えなければと思い、こうして語っているんだけど、実はこっちもどっきどきなんだけど、ひとつ断らさせてもらいたい。そもそもそんな名誉な話は俺たちにはまだ来てないんだけど、もし今来たらすぐにでも飛びつきたい話だということ。

どんな日曜であっても、っていうか、どの日曜日にも(アメリカン・フットボールは通常日曜日に試合が行われる)スタジアムのスピーカーにヴァン・ヘイレンの音が鳴り響き、しかも、そこでライヴをやるってことになったら、『ようやく足を踏み入れたぜ』っていう気分になれるというものだよ。

ヴァン・ヘイレンの記憶の集積というものは、ひとつひとつの思い出はもちろんどれも大切なもので、しかも、あれもこれもやり尽くしたというものであるにもかかわらず、スーパーボウルだけはそこに含まれていないんだ。スーパーボウルで演奏するというのは音楽的に認められるという意味では稀有な聖杯を手にするのに等しいことで、(常に新しい挑戦に臨むような)アーティストにとっては誉まれ多い通過儀礼といってもいいようなものなんだ。荒行をするとか修行をするとか、そういう精神修養的なものではないかもしれないけど、それに匹敵するほど重要なものなんだよ。

今の時点では俺たちはグッデル・コミッショナーの御眼鏡にはかなっていないかもしれないけど、ニューオルリーンズでハーフタイム・ショーをやらせてもらえたらこれ以上の光栄はないよ。

その下馬評でこれだけ引き合いに出されて光栄に思うし、ワールドワイドウェブの噂好きのユーザー全員に感謝します」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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