レディオヘッドがジュード・ロウの環境保護クリップに曲を提供

レディオヘッドがジュード・ロウの環境保護クリップに曲を提供

レディオヘッドは俳優のジュード・ロウが製作するグリーンピース用のキャンペーン・ヴィデオに作品を提供することが明らかになっている。

ヴィデオ・クリップの内容はとある白熊が気候変動のせいで生息地の北極圏から追い出されて放浪熊にさせられるというものでレディオヘッドは『キッドA』の“エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス”を提供している。

今回のキャンペーン映画についてトム・ヨークは次のように語っている。「石油メジャーが北極圏での採掘を試みるのをどうしても阻止しなければならないんだよ。この息が止まるほど美しい光景も原油が漏れただけでいっぺんに台無しになるし、北極圏で掘り出した石油を燃やすとなると、ぼくたち全員が直面する最大の問題となっている気候変動を増長するだけになるしね」

グリーンピースではこうした北極圏の環境保護運動としてアークティック・スクロールという署名運動を展開していて、ポール・マッカートニーらもこの署名に参加している。署名が100万名に達した時点で、グリーンピースはその署名文書を北極点の海底に埋めることになるという。この署名運動についてトムは次のように語っている。

「ぼくがこのキャンペーンを支持して、アークティック・スクロールに署名しているのもそのためなんだ。北を向いた時にはいつでも、北極圏を守ろうとするぼくたちの共同の誓を恒久の文書として地球のてっぺんにある海底に埋めてあってそこにぼくの名前もあるって思えるからね」

ホームレスとなった白熊のヴィデオはこちらから→

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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