ザ・ブラック・キーズ、オリジナル・メンバーを除外したブラック・サバスやヴァン・ヘイレン再結成に物申す

ザ・ブラック・キーズ、オリジナル・メンバーを除外したブラック・サバスやヴァン・ヘイレン再結成に物申す - ザ・ブラック・キーズ 最新作『エル・カミーノ』ザ・ブラック・キーズ 最新作『エル・カミーノ』

7月からツアーを再開させるザ・ブラック・キーズだが、ドラムのパトリック・カーニーはブラック・サバスやヴァン・ヘイレンの再結成について、オリジナル・メンバーを含まない形になっていることをいかがなものかと指摘している。

ブラック・サバスは昨年オリジナル・メンバーによる再結成を発表したものの、その後オリジナル・ドラマーのビル・ウォードが条件面で折り合わず、結局参加しないことになっている。また、ヴァン・ヘイレンはオリジナル・ヴォーカルのデイヴ・リー・ロスを迎えているが、数年前からオリジナル・ベーシストのマイケル・アンソニーがエディ・ヴァン・ヘイレンの息子、ウルフギャングに取って代わられている。

こうした現状についてパトリックは次のように『ローリング・ストーン』誌に語っている。「ビル・ウォード抜きのブラック・サバスを観たいかどうかちょっと自分でもよくわからないよ。ブラック・サバスはギーザー・バトラー、トニー・アイオミ、ビル・ウォードとオジーというものなんだからさ。なんか部分的なラインナップでのバンドなんか俺は観る気はしないよ」

さらにヴァン・ヘイレンについては次のように語っている。「マイケル・アンソニー抜きのヴァン・ヘイレンを観たばかりなんだけどね。俺はたいしてヴァン・ヘイレンのファンだというわけでもないんだけど、でも、やっぱりしらけちゃったよね。だったら、なんのための再結成なんだよっていう」

「エディ・ヴァン・ヘイレンの息子は確かにベーシストとしていいものがあるし、まだ20歳っていうのもおもしろいけど、でも、だからなんだっていうんだよ? 頭悪すぎるぜ。30年も一緒にやってきたメンバーがいて、そいつが17歳の青二才にすげ替えられてそれがまかりとおるっていうんだったら、そりゃろくなもんじゃないだろ」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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