マイケル・ジャクソンの不眠を訴えるメモがオークションから引き上げられる

マイケル・ジャクソンの不眠を訴えるメモがオークションから引き上げられる - マイケル・ジャクソン 2010年作品『マイケル』マイケル・ジャクソン 2010年作品『マイケル』

6月にビヴァリーヒルズで行われる予定のオークションに出品されるはずだったマイケル・ジャクソンの書簡が元妻のリサ・マリー・プレスリーの意向で引き上げられることになった。

2009年に急死したマイケルは主治医に不眠症に効く強力な麻酔薬を要求して、その後亡くなったとされているが、1993年から96年のどこかで書いたとされる今回の書簡は不眠症についてリサに訴えるものになっているとロイター通信が伝えている。

書簡は手書きで「リサ ぼくには本当にこの休憩が必要で、これでもう4日も寝てないことになるんだ。電話やビジネス関連の人たちのことをしばし忘れなきゃならないんだ。まずは自分の健康について考えなきゃならないんだよ。きみにはぞっこんなんだよ」と訴えるものになっている。

書簡は6月23日と24日に開催されるビヴァリーヒルズにあるジュリアンズ・オークションのミュージック・アイコンズ・オークションの一部として出品される予定だったが、ジュリアンズ・オークションズ代表のダレン・ジュリアンは「書簡が個人的な性格のものだからだと思います」と引き上げられた理由について語っている。「プレスリー女史については、その意向を尊重して、これからも良好な関係を続けさせていきたい所存です」

なお、ジュリアンズ・オークションでは今年の12月にマイケルの衣装類を競売にかける予定で、こちらの売上はラスヴェガスにあるアメリカ盲導犬協会とネイサン・アデルソン・ホスピスに寄付されることになるという。ここで出品される水晶製の手袋は40万ドル(約3120万円)もの値をつけると見込まれている。

また、昨年12月にはマイケルの所有物のオークションが総計で100万ドル(約7800万円)もの売上を記録することになった。そのうち話題になったのは娘パリスの手書きのメッセージで「パパだいすき スマイルはただだよ パリスより」という5千ドル(約40万円)もの値をつけたメモや、2009年に6月に開演を予定していたロンドンでの「ディス・イズ・イット公演」に向けて「時刻表並みの正確さで3月4月、そして5月いっぱいまで」とマイケルの抱負を書きつけた鏡については25,750ドル(約200万円)もの値をつけた。


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