ストーン・ローゼズはすでに新曲3、4曲はレコーディングしているとバンドに近い脚本家が語る

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1990 年にリヴァプール近郊のスパイク・アイランドで行われたザ・ストーン・ローゼズの伝説の屋外ライヴをベースにした映画『Spike Island』の脚本を担当しているクリス・コグヒルはローゼズが「すでに3、4曲は新曲をレコーディングしている」と語っている。

役者としてはマンチェスター・シーンとファクトリー・レコードの盛衰を描いた『24・アワー・パーティ・ピープル』にも出演した経験を持つコグヒルだが、今回の映画はローゼズのライヴを背景にして、マンチェスターの公営住宅出身の無名のバンドの奮闘を描くものになっていると語っていて、作品について次のようにBBCに説明している。

「マニとイアン・ブラウンには『できることはなんでもするよ』と言ってもらえててね。基本的にこれはぼくのローゼズへのラヴレターで、それと1990年のマンチェスターで16歳の男子として生きることについて描いた作品なんだよ。登場人物の少年全員に自分の姿がちょっとずつ投影されてるんだ」

バンドについてコグヒルはこう語っている。「マニとは友達でイアンのことはちょっとだけ知ってたんだけど、最初にこの話を持ちかけた時にどういう作品にしたいのかその大雑把な輪郭をメールで説明して、そうしたら、『応援してるし、祝福してるから、必要なことがあったら言ってほしい』とまで言ってくれたんだよ」。

さらに先週末のカンヌ映画祭ではこの映画がBBCフィルムの企画として制作されることが明らかにされているが、カンヌでは一部のジャーナリストに予告編が上映され、この予告編にローゼズの楽曲を使うこともバンドは許可したコグヒルは語っていて、さらにバンドが「3~4曲新曲をレコーディングしている」とも明かしている。映画は11月に完成すると見込んでいるとコグヒルは説明しているとか。

なお、ローゼズは6月29日から7月1日にかけてマンチェスターのヒートン・パークで再結成ライヴを予定しているが、その前に6月8日と9日にスペインのバルセロナのクラブ・ラズマタズでウォーム・アップ・ライヴを行い、オランダ、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、フランツとウォーム・アップ・ツアーを行う。

マンチェスターでのライヴの後はアイルランドのフェニックス・パーク・フェス、スペインのベニカシム・フェス、スコットランドのT・イン・ザ・パーク・フェスなどを経てイタリアのフェスティヴァルやフジロック出演に臨むことになる。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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