メタリカ、ハルク・ホーガンの初期関与説を否定

メタリカ、ハルク・ホーガンの初期関与説を否定 - メタリカ 1991年作品『メタリカ』メタリカ 1991年作品『メタリカ』

80年代の日本における活躍をきっかけに大ブレイクして世界的なレスラーとなったことでも知られるプロレスラーのハルク・ホーガンは最初期のメタリカにベースとして参加していたと発言しているが、ドラムのラーズ・ウルリッヒがこの発言を否定している。

今ではパーソナリティとしての活動が目立つようになったハルクだが、『ザ・サン』紙に次のように発言している。「俺はレスリングをやる前はセッション・ミュージシャンをやってたんだよ。ベース・ギターをやってたんだ。ラーズ・ウルリッヒとも大親友で、初期のメタリカでベースをやらないかと誘われたんだけど、うまくいかなかったんだな」

この発言の真偽について訊かれたラーズは、まず自分はそもそもプロレス・ファンではないのでハルク・ホーガン自身を知らないし、別の人物ならまだしもそういうことはまず起きていないと語っている。

音楽サイトの『ブラバーマウス』にラーズはこう語っている。「これを長所ととるか、短所ととるかは見方によるんだけど、俺は自分が関わってきたことについてはたいがい映像的な記憶を持ってるんだよね。でも、2~3か月前から持ち上がってるこの件についてはね、ちょっと頭をぽりぽりかきつつ首をひねっちゃうんだよね」

「まずハルク・ホーガンを知らないし、どういう人物なのかしっかり知らないからね。俺はプロレス・ファンじゃないんだよ。せめてなんか、本名でいってくれないとさ、それにハルク・ホーガンの本名を知ってそうな奴さえ俺は知らないわけだからね。なんかデイヴ・スミスとかね、まったく違った名前で俺たちとなんか関わりがあったっていうことならまだしも、ハルク・ホーガンと関わった記憶は俺にはまったくないんだな。これはやっぱり頭をぽりぽりかいちゃうというか」

なお、メタリカは6月8日から10日にかけてドニントンで行われるダウンロード・フェスティヴァルにヘッドライナー出演を予定していて、『ザ・ブラック・アルバム』としても知られる1991年の『メタリカ』の全曲ライヴを含むセットを届ける予定になっている。また、バンドはソニスフィア・フェスティヴァルのヘッドライナーとしてヨーロッパ各地での出演も予定している。

さらに新作制作にも着手しているメタリカは新作が『ザ・ブラック・アルバム』よりもヘヴィーな内容になると語っている。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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