シガー・ロスのヨンシーが手掛けた映画『幸せへのキセキ』のサウンドトラック日本盤リリース決定
2012.04.05 17:30
アイスランドを代表するロック・バンド、シガー・ロスのフロントマン、ヨンシーが初めて手掛けた話題のサウンドトラック『We Bought A Zoo / 幸せへのキセキ』日本盤が5月30日にリリースされることが決定した。
この映画は、「アカデミー脚本賞」受賞経験を持ち、また大の音楽好きとしても知られるキャメロン・クロウ監督が6年ぶりにメガフォンをとった作品で、本国アメリカでは昨2011年12月に公開され7週連続トップ10入りのロングランヒットを記録、世界での興行収入が1億ドルを突破した話題作(日本では6/8(金)より全国ロードショー)。
映画の脚本を読んで「音楽が聞こえた」というクロウ監督は、もともと大ファンであるシガー・ロスのヨンシー(vo, g)に早々コンタクト、快諾したヨンシーはちょうどシガー・ロスが活動休止時期だったこともあり、アイスランドからアメリカへ飛びすぐに曲を書き始めたという。キャメロン・クロウは自身の大ヒット作でもあるトム・クルーズ主演の映画『バニラ・スカイ』(2001年)でもシガー・ロスの曲を3曲採用していたが、今回は全スコアをヨンシーに依頼、結果的に「1週間に満たないうちに、ヨンシーは僕が求める全ての世界を描いた曲を書いた。彼の音楽の中に、この映画が描きたい陰影、感情がある」と大絶賛するサウンドトラックが完成した。
シガー・ロスはバンドとしても5月28日に6作目となる新作『Valtari』をリリースすることを発表している。オフィシャル・サイトでは新曲“Ekki Múkk.”が公開されている。