現在アメリカ・ツアー中のノエル・ギャラガーはソロでどれだけ成功してもオアシスでの成功と肩を並べることはないだろうと語っている。
発言は3月30日にBBCテレビで放映された『マーク・ローソン・トークス・トゥ・ノエル・ギャラガー』というドキュメンタリー番組のなかで行われたもので次のように語っている。
「誰がなにをやったとしても、オアシスほどデカくなるってことはありえないんだ。コールドプレイでもだめだし、カサビアンでもだめだし、アークティック・モンキーズでもないし、イギリスじゃU2でもだめだし、どれもだめっていうことで、それだけ単純なことなんだよ」
「その遺産と向き合っていかなきゃならないのは俺だけじゃなくてほかのみんなもまたそうなんだよ。俺たちが最後だったんだ。そして俺たちが最大だったんだ。そしてもう終わったんだよ」
さらにノエルはオアシスでは自分はすべてを仕切りたがるコントロール・フリークだったが、それによってトップへとバンドを導く責任をしっかり自覚したとも語っている。
「バンドが解散してからというもの、俺がコントロール・フリークだったと呼ばれる傾向がもっぱら強いんだけどね。確かにそうだったんだよ。この俺がウェンブリー、ネブワース、そしてチャートの頂へとバンドを引き連れてったんだからね。だから、そう呼びたいんだったら、どうぞお構いなくということだよ」
また、このドキュメンタリーでノエルは自身の生い立ち、弟リアムとの関係、そしてブリットポップ全盛期にブラーと繰り広げたライヴァル関係について語っている。
なお、ノエルは今月21日のレコード・ストア・デイに12インチ・アナログ盤EP『Songs From The Great White North』をリリースする。EPは"The Good Rebel""Let The Lord Shine A Light On Me""I'd Pick You Everytime "という、これまでの3枚のシングルのB面曲とアモルファス・アンドロジナスとの曲作になる"Shoot A Hole Into The Sun"の4曲入りになる。
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