エアロスミス、ツアーと新作完成の見込みが明らかに

エアロスミス、ツアーと新作完成の見込みが明らかに - 2004年『ホンキン・オン・ボーボゥ』2004年『ホンキン・オン・ボーボゥ』

長らく噂されている8年ぶりの新作を仕上げているといわれているエアロスミスだが、7月に新作をリリースしたいと明らかにしている。

バンドは6月16日からインディアナ州ミネアポリスからグローバル・ウォーミング・ツアーを開始する予定になっているが、ツアーを発表する記者会見でヴォーカルのスティーヴン・タイラーはツアー開始からひと月経った時点で新作をリリースしたいと語っている。なお、今回のツアー名がアルバム・タイトルなのかどうかはまだ明らかになっていない。

現在バンドはつごう4か月かけて新作のレコーディングに携わっていて、「わずか4か月でアルバムをほぼ形にしたことはエアロスミスではまだ前例のないことで、すごいことだし、スーパーグレイトなアルバムになるよ」とスティーヴンは語っている。

また、現時点ではあと2曲レコーディングとして仕上げる必要があるとスティーヴンは説明していて、それに約2か月かかり、そしてその後のミックスダウンにまた1月かかるだろうと説明している。プロデューサーは2004年の前作『ホンキン・オン・ボーボー』と同様にスティーヴン、ジョー・ペリー、マーティ・フレドリクセン、ジャック・ダグラスの4人体制で臨んでいることも明らかにしている。

また、70年代の全盛期の作品のプロデューサーを手がけたダグラスについてドラムのジョーイ・クレイマーはダグラスが1975年頃のノリを蘇らせてくれていると語り、ベースのトム・ハミルトンはダグラスが「エアロスミスのDNAの一部」で「作業の第1日目から(バンドの絆が)いきなり蘇った」とも説明している。なお、ギターのブラッド・ホイットフォードは別プロジェクトのライヴがあって記者会見には駆けつけられなかったとのことだ。

さらにジョーはアルバム・リリース前のツアー中でも新曲は披露することになると語り、スティーヴンは一部の新曲のタイトルを"Legendary Child""Beautiful""Out Go the Lights"と明かしている。さらにアメリカでのツアーにはチープ・トリックが同行することになるという。

その一方でスティーヴンはバンドが8月公開の映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』のサントラとして"Legendary Child"を提供することも先頃明らかにしている。音楽サイトのブラバーマウスによると、この曲は1993年の『ゲット・ア・グリップ』のセッションからのアウトテイクだとのことだ。

バンドの記者会見の模様はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=z7OhUQzmPvs


(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする