4月25日に初のソロ新作『ブランダーバス』をリリースするジャック・ホワイトだが、今後ザ・ホワイト・ストライプスを再結成する可能性はまるでなく、破産でもしない限りその可能性について考えることもないと語っている。
ジャックはかつてのパートナーだったメグ・ホワイトとまた繋がらなければならないと感じることなどありえないと語っていて、もしデュオがまた再結成することになったとしたらそれは悲しいことだとNMEに語っている。
メグとザ・ホワイト・ストライプスを再結成させる可能性はまったくないのかと訊かれてジャックはこう答えている。
「俺としては絶対にないだろうってことだね。絶対にその可能性はないよ。そうする理由が俺にはみつからないはずだよ。俺はさ、野球から引退してまたその翌年に現役復帰するようなことはしないタイプの人間なんだ。もう終わったっていう話をわざわざみんなに話したっていうことはね、真剣にそう言ってたっていうことなんだからね」
さらにジャックはこう続けている。「その決意を翻すことがあるとしたら、唯一考えられる理由はお互いに破産するなどして現金がどうしても必要になったような時で、それはすごく悲しいことになるよね。そうなったら、ツアーの予定の発表と同時に謝罪文もつけさせてもらうことになるはずだよ」。
また、ジャックとしてはザ・ホワイト・ストライプスを終わらせない限りはソロとして踏み出す気にもなれなかったと語っている。
「メグには俺と一緒に公式にザ・ホワイト・ストライプスに終わらせる決心をしてもらいたかったんだよね。そのうち、当時は俺もまだなにも予定はなかったんだけど、でもいずれは俺の名前でレコーディングをして作品を出すことになるだろうし、その時にジャック・ホワイトとザ・ホワイト・ストライプスとの区別もつかない連中とアホみたいな認識論を戦わしたくはないんだと、そうメグに話したんだよ」
ジャックは新作リリース後、精力的なアメリカ・ツアーに乗り出す予定になっている。
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