ワン・ディレクション、イギリスのアーティストとして初のデビュー・アルバム初登場1位を達成

ワン・ディレクション、イギリスのアーティストとして初のデビュー・アルバム初登場1位を達成 - 2011年作『Up All Night』2011年作『Up All Night』

イギリスのオーディション番組『Xファクター』出身のアイドル系ボーイ・グループ、ワン・ディレクションはファースト・アルバム『Up All Night』を3月13日にアメリカでもリリースしたが、これがチャート初登場1位と、イギリスのアーティストとしてはデビュー・アルバムで初の快挙となった。なお、『Up All Night』イギリスでは昨年11月にリリースされたが1位をリアーナの『トーク・ザット・トーク』に阻まれた。

『Up All Night』は第1週で17万6千枚のセールスを記録して1位に輝いたとビルボード誌が伝えているが、これまでイギリスのアーティストでデビュー・アルバムの初登場最高位はビートルズの『イントロデューシング・ザ・ビートルズ』だったという。

最近のアーティストでデビューがアメリカ初登場1位に最も近かったのはスパイス・ガールズで、1996年のデビュー盤『SPICE』の6位という記録だった。ただ、『SPICE』はその後、1位を獲得することになった。

今回の快挙には前兆もあって、アメリカでアルバムからのリード・シングルとなる"What Makes You Beautiful"をリリースしたところ初登場27位につけ、イギリスのアーティストとしてはやはりスパイス・ガールズの1997年の"ワナビー"が初登場11位に輝いた時以来の好成績だったとか。

なお、『Xファクター』の番組プロデューサーで、グループが契約するサイコ・ミュージックのオーナーであるサイモン・カーウェルは先月からワン・ディレクションがアメリカで嵐を巻き起こすと発言していたという。『Xファクター』の番組中にワン・ディレクションを結成させたカーウェルはメトロ誌の取材に対してワン・ディレクションのデビュー・アルバムはアメリカで必ず1位を獲ると予言し、グループは「文字通りアメリカで爆発しかかってるんだ」と語っていた。

アメリカの朝のテレビ・ワイドショー『トゥデイ』でアメリカ・テレビ・デビューを果たしたワン・ディレクションの"What Makes You Beautiful"のライヴはこちら


(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする