ポール・マッカートニー、ゲーム・ソフト用の音楽を手がけたいと語る

ポール・マッカートニー、ゲーム・ソフト用の音楽を手がけたいと語る - 2月8日リリース『キス・オン・ザ・ボトム』2月8日リリース『キス・オン・ザ・ボトム』

2月8日にスタンダード曲のカヴァー・アルバム『キス・オン・ザ・ボトム』をリリースするポール・マッカートニーだが、ゲーム・ソフト用の音楽作品を書きたいと明らかにしている。

ポールはゲーマーを対象にした方がCDよりも早く商品が売れるからゲーム用の作品を書きたいとドイツのディ・ツァイト紙に語っている。

「素晴らしいマーケットだよ。新しいゲーム・ソフトは近頃じゃCDなんかよりはるかに売れるんだよね。若い子にはぼくの音楽をまずゲームで聴いてもらうんだ」

これまでポールの作品はビートルズ時代のものなら、ゲーム・ソフト『The Beatles: Rock Band』で使われている。

なお、ポールはお尻へのキスとも取られかねない今度のアルバムのタイトルについては「ぼくはいたずらが好きなんだよ。精神衛生上いいもんでもあるし」と語り、また、レーベルがアルバムのタイトルを快く思わず、タイトルを変更するようにと泣きついたことを次のように説明している。

「タイトルについての提案をしたら、レコード会社からものすごく神経質そうなメールが来て、『ポール、どのような状況下にあっても、これはできません』って書かれてあったんだ。幹部のひとりにいたっては、きついボディブローを一発食らった気分になったとまで言ってたよ」

新作は“マイ・ヴァレンタイン”“オンリー・アワ・ハーツ”の新録曲のほかはポールが子供時代に聴いた楽曲のカヴァーで構成されていて、ジャズ・ミュージシャンでエルヴィス・コステロの妻としても知られるダイアナ・クラールとダイアナのバンドとともにレコーディングされ、プロデューサーはトニー・リピューマが務めている。エリック・クラプトンとスティーヴィー・ワンダーなども客演を果たしている。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする