ノエル・ギャラガー、いずれバンドのただのギタリストに戻るかもしれないと語る

ノエル・ギャラガー、いずれバンドのただのギタリストに戻るかもしれないと語る - 『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』

現在、オーストラリアでビッグ・デイ・アウト・フェスに同行しているノエル・ギャラガーは将来的には自身が前面に立つのをやめて「いつかバンドのただのギタリストに戻る」こともあるだろうとほのめかしている。

ノエルは昨年『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』をリリースしてから自身のソロ・プロジェクトをヴォーカルとして率いることを楽しんでいると認めながらも、将来的にはバンドの一員に戻る可能性もあるとSTVに語っている。

「俺としては自分がフロントマンになったらもっと嫌なもんだろうと思ってたけど、やってみたら観客の俺への期待も思ってたほど過剰じゃなかったし、嫌気がさしてくるようなことにはまだなっていないんだ。オアシスみたいなバンドを今やってないのはさびしいけど、あれをやってたら今度は妥協が多すぎただろうし。でも、いつかはほんとにただのギタリストっていうのをやるかもしれないね」

また、ソロに本格的にとりかかるきっかけになったのは現在の妻サラ・マクドナルドだったとも次のように説明している。

「今度はなにをやろうかなって思案する時間はたくさんあったんだよ。俺が最初に思いついたのはもうなにもやらないってことだったんだね。それで楽しく過ごしてたんだけど、11か月くらい経ったら、当時はまだガールフレンドだった奥さんが俺に将来なにをやるつもりなんだってせっついてきたんだよな」

「そこで『アルバムを作ったりするのかな』って俺が答えたら、明日からそれをやってくれって言い出してさ。ほんと女っていうのは『いつもいないじゃないの』か、『ごろごろされると邪魔なんだけど』のどっちかなんだよな」

また、ノエルは今年のNME大賞で「神的天才」賞を受賞することが1月23日に発表され、2月29日にロンドンのO2アカデミー・ブリクストンで開催される授賞式に出席するが、受賞について次のようにコメントしている。「NMEにはこんな素晴らしい賛辞を贈ってもらって感謝するよ。43歳になってからずっとこの瞬間を待ち望んでたんだ。今や俺は受け入れます、俺は天才で神のようだと」。


(c)NME.COM / IPC Media 2012
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