来年のブリット賞、特別功労賞にブラーの受賞が決定

来年のブリット賞、特別功労賞にブラーの受賞が決定 - 2003年作『シンク・タンク』2003年作『シンク・タンク』

来年2月21日に授賞式が行われ、イギリスの最優秀ポップ・ミュージックを決めるブリット賞だが、ブラーが特別功労賞を授与されることが明らかになった。

受賞の決定にヴォーカルのデーモン・アルバーンは「このバンドに注がれたあらゆる努力と心痛を評価するものだ」と受賞を喜んだ。

一方、ギターのグレアム・コクソンは次のようにコメントした。

「これだけ長い間バンドをやってると時間を超えて旅してるような気分になるよ」

これまでブリット賞の特別功労賞にはオアシス、ポール・マッカートニー、ザ・フー、U2、クィーンらが輝いてきている。

なお、ベースのアレックス・ジェイムスは先頃、ブラーが2012年には09年のハイド・パークでのライヴ以来の活動を再開させるかもしれないことをほのめかしている。

その一方でデーモンは今年の夏にブラーと詩人マイケル・ホロヴィッツとで毎年夏にロンドンで開催されるノッティング・ヒル・カーニヴァルを題材にした朗読作品をレコーディングしていたことを明らかにしている。「今年のカーニヴァルが中止になってたら出してたはずなんだけどね(8月のロンドン暴動の影響でカーニヴァル中止案が叫ばれていた)。まあ、カーニヴァルが中止にならなくてよかったよ。この作品にはこの作品の生きる瞬間があったわけで、内容もカーニヴァル中止を回避するように請願する内容になってたんだ。だからもう重要性も意味もない作品なんだよ。作ってる12時間くらいの間は意味のある作品だったんだけど」。

さらにデーモンはブラーと演奏すると今も「すごい気持ちになる」と語っていて、来年にはアメリカでブラーのライヴを行う可能性があるとほのめかしている。

また、アレックスはクリスマスにバンドの面々と飲んだ後「またレコーディングをする」とも語っている。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする