ポール・マッカートニー、ライヴの途中でお客さんがぞろぞろ帰ってしまう悪夢にいまだにうなされると語る

ポール・マッカートニー、ライヴの途中でお客さんがぞろぞろ帰ってしまう悪夢にいまだにうなされると語る

現在イギリスでアリーナ・ツアーを敢行中のポール・マッカートニーだが、かつて経験したライヴ前のあがり症について語っていて、ウェンブリー・アリーナでザ・ビートルズとして出演した時には気分が悪くなってバンドをやめたくなったと回想している。

デイリー・ミラー紙にポールは次のように語っている。

「ぼくたちが初めてライヴをやった時、これはまだザ・ビートルズになる前の話だけど、この時はぼくが完全にめちゃくちゃになっちゃったんだよね。というわけで、以来ぼくはリード・ギターをライヴで弾いたことがないんだよ。それとザ・ビートルズがウェンブリーでやった時(1963年のこと。当時のウェンブリー・アリーナはエンパイア・プールと呼ばれていた)、本当に気持ち悪くなっちゃってね。それで『この仕事もうやめなきゃダメかも』って思ったのを憶えてるよ」

今もライヴをやっているとポールは「ただ突っ立ってるだけの観衆をみつけてしまう」そうだが、そういうオーディエンスも「最後にはいつも引き込むことには成功している」と語っている。

さらにポールは自分がまだビートルズとして演奏していて、観客がぞろぞろと帰ってしまう悪夢にいまだにうなされると語っている。

「ビートルズと一緒にやってて絶好調だなと思ってると、ぞろぞろとお客さんが帰っちゃうんだよ。それでみんなのことを振り返って『大変だ、“ロング・トール・サリー”をやるぜ、これならみんな帰って来てくれるはずだから』って叫ぶんだ」

(c)NME.COM / IPC Media 2011
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