ついに待望の新作『マイロ・ザイロト』をリリースしたコールドプレイだが、ボーカルのクリス・マーティンは自分たちの歌詞が「クソだ」と語っている。
バンドのスタジオであるザ・ベイカリーでNMEの動画インタヴューに応えたクリスは新作中の“チャーリー・ブラウン”についてこう語っている。
「ぼくたちの歌詞がちょっとクソなのは自分でもわかってるけど、あれ(“チャーリー・ブラウン”の歌詞)は自分でも気に入ってるんだよ」
また、NMEとの動画インタヴューでクリスはアルバムのクライマックスとなるのがリアーナとのデュエット曲“プリンセス・オブ・チャイナ”だとも語っている。
「作品全体を物語仕立てにして、男の子と女の子が登場するパートがあったから、誰にこの女の子をやってもらいたいかってみんなで考えたんだよね。“プリンセス・オブ・チャイナ”はかなりやりとりのあるデュエットだけにね」
「候補者リストのトップにあったのがリアーナで、その下のリストには実はもう誰もいなかったんだ。で、リアーナに本当に訊いてみるだけの勇気を奮い立たせるまでに1年半くらい様子を見たんだよ。ここがぼくにはアルバムで一番気に入ってるくだりなんだ。っていうのは、自分の声を聴かなくてもいいところもあるからね」
クリスはリアーナとのデュエットについて次のようにも語っていた。
「リアーナの声は本当にすごい声をしていて、ぼくとはまるで異質なものなんだよね。歌入れをしてもらっ た時には『いつもともまるで違うね!』と思ったけど、考えてみればぼくたちが聴き慣れている曲とは違った、デヴォン出身の男が書いた曲を歌っていたんだか ら違っていて当たり前だったんだよね」
“チャーリー・ブラウン”やアルバムのメイキングについて語る動画インタヴューはこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/coldplay---the-making-of-mylo-xyloto/1229084575001
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