先週ファースト・ソロ『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』をリリースしたノエル・ギャラガーは、オアシス以外でバンドをやっても意味がないので音楽活動を続けるのならソロとしてやるしかなかったと語っている。ノエルは自分だけが注目の的になってしまうのは好きではないけれども、ほかにやりようがなかったと次のようにエクスプレス・トリビューン紙に説明している。
「俺は関心の的になったりするのは好きじゃないんだよ。でもだからって、オアシスのようなバンドをやったあとで、またバンドをやってみても意味なんかないわけだからね。だから、選択肢はひとつしかなかったわけで、それは自分でやるしかないってことだったんだよ」
その一方で制作作業はオアシスのアルバム制作よりも楽しかったと語っていて、短い時間に集中的に作業をするよりは1日中作業を続ける方が楽だったと説明している。
「スタジオにいったん入っちゃったらもう最高だったよ。まるでこれまでとは違った体験だったな。制作の過程が俺にははるかに楽しめるものだったんだ。2週間ぶっ続けで作業にいそしんでそれから3週間休みをとるといった感じでね。その2週間の間には毎日12時間ぶっ通しで作業を続けるわけで、オアシスじゃ自分のパートを片付けたら、ほかのみんながそれぞれのパートをやるのを6時間くらいかけて待ってるって感じだったからね」
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