ノエル・ギャラガー、昨年の総選挙では海賊に投票したと語る

ノエル・ギャラガー、昨年の総選挙では海賊に投票したと語る

ノエル・ギャラガーはイギリスの現在の保守党とイギリス自由民主党による連立政権には「反感を感じる」が、昨年の総選挙では「なにも投票するべきものが残ってなくて海賊に投票した」と語っている。

BBCの番組『ニュースナイト』に10月11日に出演したノエルは昨年の総選挙では投票するつもりはなかったのだが、妻のサラ・マクドナルドに乗せられて結局投票ブースまで行ってしまったと説明している。

「立候補者リストのなかから、一番くだらないのを選んだのは今回が初めてだったよ。なんか海賊に扮してたやつに入れたんだけどね。海賊ほどかっこいいもんはないからな」

さらにノエルはこう続ける。

「投票が近くになって、あるいは実際に投票に行っても、立候補した連中の誰も今度は連立になるなんて言ってなかったはずだよ。これには正直言って、本当にちょっと腹立つよ。連立にしちゃうんだったら、再選挙が必要だったはずだよ。保守自民連立っていう冗談がマジで起きるもんだとして投票したやつなんて誰もいねえんだから」

さらに8月のロンドン暴動についてノエルは、あの騒乱を起こしたことの「言い訳などはありえない」としながらも、メディアが若い人たちに対して自分たちには絶対に手に入らないライフスタイルのイメージを絨毯爆撃のように投下しているのが大きな反動を引き起こす一因だと語っている。

「俺が育ってた頃、俺たちはワーキング・クラスで俺たちは社会の底辺だと意識していたもんだけど、今じゃさらに低い階層があって、それは『もうどうでもいいワーキング・クラス』という、社会保障などのお施しだけで凌いでいくというカルチャーなんだよ」


(c) NME.COM / IPC Media 2011
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする