2004年の『ホンキン・オン・ボーボー』以来となるスタジオ・アルバムのレコーディングにとりかかっているエアロスミスだが、ボーカルのスティーヴン・タイラーはレコーディングは完成に近づいているとローリング・ストーン誌に語っている。
「2ヶ月レコーディングをやってきて、もうちょっとで辿り着きそうだよ。ロスにはもうひと月いることになってるんだ」
新作のプロデューサーのジャック・ダグラスは新作が来年の夏のリリースになると語ってきているが、スティーヴンは来年の3月には出せそうだと語っている。また、これまでダグラスは新作が「粗々しく生々しい」ものになると語ってきた。
この新作の制作はこれまで何度も延期を余儀なくされていて、昨年はボーカルのスティーヴン・タイラーが脱退するのではないかとも危ぶまれてもいたが、イギリスで行われたダウンロード・フェスティヴァルではしっかりスティーヴンがボーカルとして出演をこなしていた。最近では、スティーヴンがアメリカの人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』の最新シーズンで審判員を務めたため、さらにアルバム制作が先延ばしにされるということもあった。
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