レディオヘッドのトム・ヨーク、リミックスは音楽にとって健全だと語る

レディオヘッドのトム・ヨーク、リミックスは音楽にとって健全だと語る - 『TKOL RMX 1 2 3 4 5 6 7』『TKOL RMX 1 2 3 4 5 6 7』

9月21日に『ザ・キング・オブ・リムス』収録曲のリミックス・アルバム『TKOL RMX 1234567』をリリースしたレディオヘッドだが、ボーカルのトム・ヨークはリミックスというカルチャーは音楽にとって健全なものだと語っている。

アルバムにはカリブー、フォー・テット、モードセレクター、ジェイミー・XXらによるリミックスが収録されているが、トムはレディオヘッドのファンサイトateaseweb.comの取材に対して「今回の一連のリミックスの12インチ・シングル・リリースは、収録曲を使ってさらに踏み込んだところで実験したいというぼくたちの気持ちから始まったんだ」と説明している。

「ぼくがしょっちゅう聴いている人たちに自分たちの楽曲を託したらどうしてくれるのかって見届けてみたくてね。フロアーで受けそうなトラックになるかとかそういうことはもうどうでもよかったわけで、ぼくとしては楽曲がどれだけ発展して変異するのかを見てみたいだけなんだよ」

「今の時代にはこういうリミックス・カルチャーがあって本当によかったなと思ってて、これだけのアイディアが常に溢れ流れていることが大好きなんだ」とトムは語っている。「確かにクラブ・シーンから生まれたものかもしれないけど、ぼくにはそれ以上の意味があるんだよ」。

「アイディアとか楽曲のヴァージョンが枠にはまって固まってないところが、バンドとしての現在のぼくたちにもすごく魅力的に感じるんだと思うし、音楽にとってすごく健全だとも思えるんだ」

ジェイミー・XXやサブトラクト、アンスタムによる『ザ・キング・オブ・リムス』の最新リミックス・シングルを聴くにはこちらから→http://widgets.beggarspromo.com/tik_final_009/


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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