カサビアンのトム・ミーガン、U2ファンはまるで段ボールでできたハリボテだと語る

カサビアンのトム・ミーガン、U2ファンはまるで段ボールでできたハリボテだと語る - 『ヴェロキラプトル!』『ヴェロキラプトル!』

新作『ヴェロキラプトル!』がイギリスで初登場1位に輝いたカサビアンだが、ボーカルのトム・ミーガンはU2の360°世界ツアーにサポートとして参加した時のことを最悪の経験だったと語り、U2のファンはまるで「段ボールの切り抜き人形」みたいだったとたとえている。

「U2のサポートをやって吸収したことなんてひとつもなかったし、あの時のライブはこれまででも最悪のものだったよ」とトムはNews.com.auに語っている。「U2のファンって段ボールの切り抜き人形みたいになんにも反応しないから。そんなU2をサポートする心境って想像できる? U2のファンってたぶん、ひとつのバンドと1枚のアルバム、『ヨシュア・トゥリー』だけが好きなんだよ」

さらにトムはこう続けている。「俺がなにも学べなかったのは、もうまるでレヴェルが違うからなんだよね。U2に実際に会えて、連中のライブを観たこと自体はすごいことだったけど、それ以外については、ここはさっさとずらかるしかねえって、それしか教訓として学ばなかったね」。

さらにトムはU2のファンを相手に演奏するのは、「まるで空っぽなスタジアムで演奏するのとまったく同じことだった」と説明し、「所詮、俺たちはサポートなんだから、そういうもんなんだよな」と語っている。「もう、ほかのバンドのサポートってほんとに嫌になるよ。大体、俺たちってサポート・バンドじゃないから。だから、もう今後は一切やらないから」。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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