10月12日に待望のファースト・ソロ『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』をリリースする元オアシスのノエル・ギャラガーだが、ノエルはオアシスが最後の伝統的なロックンロール・バンドだったと語っている。
タイム誌との取材に応えたノエルは、オアシスとしての成功は自分たちが「前ユーチューブ時代」に活動していたからだと説明している。
「俺たちはインターネットの前の時代に登場したから、俺たちのことを観たかったら、俺たちのことを観に来なきゃならなかったんだよね。そう考えると、自分もまっとうな老人なんだなあって思えるよ」
さらにノエルはこう続けている。「俺たちはインディ・バンドが6千万枚もレコードを売るような時代には生きてなかったんだよ。オアシスは最後の偉大なる伝統的なロックンロール・バンドだったんだよ」。
さらにノエルはソロについては1996年に25万人が詰めかけたというネブワース屋外公演をやった当時から話はあったことを明らかにしている。
「誰かがすり寄ってきては『そろそろソロ・アルバムのタイミングじゃないか?』って囁いたのはよく憶えてるよ。でも、俺はバンドがある限りはやらないってずっと言ってきたんだ」
さらにビーディ・アイの『ディファレント・ギア、スティル・スピーディング』がオアシスと較べるとセールスがかんばしくなかったことについては次のようにノエルは語っている。「ビーディ・アイのセールスはアークテック・モンキーズに1万枚及んでなくて、それってヒット・シングル1枚だけっていう数だからね」。
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