ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモア、所有地の海岸小屋を撤去しなければ告訴と言い渡される

ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモア、所有地の海岸小屋を撤去しなければ告訴と言い渡される - 1973年作『狂気』1973年作『狂気』

ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアはイギリス南岸の海岸沿いに構えている邸宅の敷地内に建てた海岸小屋を取り壊すか、もしくは告訴されるかという事態に直面している。

現地の自治体であるブライトン・アンド・ホーヴァー市はデイヴが自転車の倉庫として使っているこの黄色い小屋が景観を損なっていると苦情を呼んでいるのが原因だと説明しているとPA通信が伝えている。

市の広報によると、10月1日までにデイヴがこの小屋を撤去しなかった場合、デイヴは告訴されるか、市による強制撤去を被るという。

「市としては住民からの苦情を受けていて、なにかしらの処置を講じるよう法的に義務づけられております」と広報の女性は語っている。「苦情に対する対案も住民側から拒否されたため、市としては地主側に小屋は10月1日までに撤去するよう、伝えさせていただいています」。

「しかし、これが守られなかった場合、市としては強制勧告を発行せざるをえなくなります。それでも小屋が撤去されなかった場合、告訴するか、もしくは市が小屋を強制撤去し、その費用を地主側に請求することになります」

なお、デイヴの息子チャーリー・ギルモアは学費値上げへのデモから暴動へと発展した昨年11月ロンドン学生デモ事件で公共での破壊活動を問われ、罪状を認め16ヶ月の禁固刑に処されている。チャーリーはケンブリッジ大学の学生としてデモに加わっていたが、戦没者記念碑への損壊行動やチャールズ皇太子が乗っていた乗用車にゴミ箱を投げつけ窓を割った行為などが映像として撮られていたのが証拠となって逮捕された。


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