コールドプレイのクリス・マーティン、新作『Mylo Xyloto』は自分たちにとって最後のアルバムかもと語る

コールドプレイのクリス・マーティン、新作『Mylo Xyloto』は自分たちにとって最後のアルバムかもと語る - 10月リリース『Mylo Xyloto』10月リリース『Mylo Xyloto』

いよいよ新作『Mylo Xyloto』を10月24日に、9月12日にはシングル“Paradise”をリリースするコールドプレイだが、ボーカルのクリス・マーティンは持てるものをすべて今回の新作に投じたと語っている。

ビルボード誌の取材に応えて、クリスはブライアン・イーノからの手紙を受け取ったことが今回の新作に取りかかるためのインスピレーションとなったと次のように語っている。

「前作『美しき生命』を完成させた時、1位になったりして、ぼくたちとしてはかなり満足してたんだよ。でも、そこへブライアン・イーノからの手紙を受け取ったんだけど、それがこんな内容だったんだ。『コールドプレイのみんなへ、ぼくは今回みんなと本当にいいレコードを作ったと思います。でも、ぼくたちはもっともっといいものを本当に作れたとも思っていますし、できればすぐにでもまたみんな一緒に作業に入るべきだと思います』っていうね」

さらにクリスは新作『Mylo Xyloto』にバンドが「持てるものすべてを投入した」と感じるとこう語っている。

「ぼくは自分たちのどのレコードについてもそれが最後の作品だという気持ちで向かってるけど、今現時点では、本当に最後だとしか思えない心境だよ。バンドとして持てるものすべて投入してしまっただけに、この先どうやって次のレコードを作ったらいいのかさっぱり見当もつかないんだ。新作が完成した時、ぼくたちはもうなにも作業ができない状態になってるだろうし、やれることは唯一作業をやめて完成だとすることなんだよ」

さらにレコーディングする時にはオーディエンスを念頭に入れているものなのかということをクリスはサンドイッチをたとえにして答えている。

「ぼくたちは自分たちのために作品を作っているわけではないし、数百万枚売るために作っているわけでもないし、評論家とかに応えるために作ってるわけでもないんだ。でも、買う人が店に入ってレコードを買った時、あるいはチケットでもいいし、それともおいしいサンドイッチでもいいけど、『いいね!』ってなるように作ってるんだよ。それだけのことなんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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