ノエル・ギャラガー「フー・ファイターズもグリーン・デイもレディオヘッドも、みんな、オアシスのカバーを演りなさい」

ノエル・ギャラガー「フー・ファイターズもグリーン・デイもレディオヘッドも、みんな、オアシスのカバーを演りなさい」 - 『Noel Gallagher's High Flying Birds』『Noel Gallagher's High Flying Birds』

ノエル・ギャラガーは秋から行うツアーについて、どれだけオアシスの楽曲もやるのか明らかにしつつ、レディオヘッドなど今時のバンドへのジャブを洒落として繰り出している。

来たるツアーでは過去の作品をどれだけ披露するのかというローリング・ストーン誌の問いにノエルは「4曲くらい」と答えつつ、オアシスの楽曲をセットに含めることの正当性をこう説明した。

「どっちみち、どんなバンドだってオアシスの曲はやるべきだと思ってたからね。フー・ファイターズだって2、3曲くらいやった方がいいと思うけどな。グリーン・デイだって1曲、2曲といわずにもっとやれるはずだよ。レディオヘッド? ぶっちゃけ、やった方が絶対に楽しいライブになるって」

ギャラガー兄弟がレディオヘッドにむけてあてつけを口にするのはこれが初めてのことではなく、リアムはかつてレディオヘッドのファン層を「醜くて汚い」呼ばわりしたこともあり、さらにトム・ヨークについては「マスかいてろよ」と発言してもいる。

さらにローリング・ストーン誌とのインタビューでノエルはこれまでアリーナ級の会場を売り切っていた状態から、より観客と密接な会場へと切り替わっていくことについても話題にしている。観客とより近い関係という環境に変わることでノエルにとってプラスに働くかどうかと問われ、ノエルはこう応えている。

「みんななにかというと、『これまでの安全地帯から抜け出られることになってきっといいことだよ』って口にするけど、俺としては『ふざけろ!』って感じだよ。安全地帯から抜け出るだと? その安全地帯とやらを築き上げるのにこちとら20年汗水たらしてやってきてんだよ。その世界から一歩たりとも俺は出るつもりなんかねーから。そんなクソバカ野郎の言うことなんか聞いてられっかってんだ。だから、それだけはありえないな。クソ安全地帯野郎」

ノエルのツアーは8月5日に受付開始から6分で売り切れた。

なお、新作『Noel Gallagher's High Flying Birds』は10月17日にサワー・マッシュ・レコードよりリリースされる。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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