アイアン・メイデン「少なくともあと1枚はアルバムを作る」と表明

アイアン・メイデン「少なくともあと1枚はアルバムを作る」と表明 - 2010年作『ファイナル・フロンティア』2010年作『ファイナル・フロンティア』

アイアン・メイデンは「少なくともあと1枚」はアルバムを作る意向だと明らかにした。その新作でもおなじみのメタル・スタイルを踏襲するつもりだという。

ボーカルのブルース・ディッキンソンがデイリー・スター紙に語ったところによると、15枚目のスタジオ・アルバムとなった昨年の『ファイナル・フロンティア』に続く、新作制作の計画が進行中だという。

さらにブルースは、アイアン・メイデンとして音楽的にできることには「制約がある」ことも重々承知しており、ヒップホップ・アーティストとコラボレーションするようなことはないと語った。

「俺たちは『よっしゃあ、カニエ・ウェストとコラボ・アルバムを作ろうぜ』なんて簡単に言えるバンドじゃないんだよ。そんなことやっても、メイデンのファンは全く興味を示してくれないからね」

ブルースはほかにも、メンバー間で新作に向けた意見交換をするのはなかなか難しいと、バンドの内情を打ち明けている。

「できるだけ冷静にことを進めたいと思ってる。おれたちの場合は、やっぱりイギリス人なので、アイディアをあれこれ伝え合うのは気恥ずかしいという意識もあるんだよね。メンバーでハグし合うようなことなんかあったら即刻リハビリ施設直行だな」

アイアン・メイデンは最新作『ファイナル・フロンティア』リリース後、音楽活動を休止するものと思われていて、2008年にはギターのエイドリアン・スミスもアルバムは15枚で終わりだと語っていた。しかし、アルバム・リリースから1年経って、エイドリアンはバンド内のムードが変わったと述べ、活動続行の意志を示していた。

アイアン・メイデンは現在、『ファイナル・フロンティア』ワールド・ツアーの最終ステージとなるイギリスとアイルランドを回っている。その最後を飾る一大ベントとして、8月5日と6日にはロンドンのO2アリーナでライヴが予定されている。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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