AC/DCの元ボーカリスト、ボン・スコットの伝記映画をオーストラリアで製作

AC/DCの元ボーカリスト、ボン・スコットの伝記映画をオーストラリアで製作 - 1979年作『地獄のハイウェイ』1979年作『地獄のハイウェイ』

AC/DCにとって全世界的な大ブレイク作となった1979年の『地獄のハイウェイ』までAC/CDのボーカルとして活躍したものの80年に急逝してしまったボン・スコットの伝記映画の制作が地元オーストラリアで本格的に開始されることになった。

監督はエディ・マーティンス、プロデューサーはリゼット・アトキンスが務めることになっていて、オーストラリア政府系の映画出資ファンドであるスクリーン・オーストラリアが作品への出資を決め、製作が本格的に始まった。

ボン・スコットはアンガスとマルコム・ヤングが結成していたAC/DCに1974年に加入し、バンドの唯一無二のサウンドとスタイルを原型をバンドとともに完成させた。その後、バンドは79年に『地獄のハイウェイ』で世界的なブレイクを手にしたが、80年に公演先のロンドンでボンは急性アルコール中毒によりわずか33歳で他界した。その後、バンドには新ボーカリストとしてブライアン・ジョンソンが加入し、ブライアンとの第1作である1980年の『バック・イン・ブラック』も大ヒットし、バンドの黄金時代を作り上げた。

オーストラリアでは今年に入ってからボンの半生を描いた演劇も上演されたばかりだ。

また、バンドは2013年にバンド結成40周年を迎えるが、バンドはこの年にあわせて新作をリリースする可能性があるとほのめかしている。ただ、2年半にわたって行われた『黒い氷』ツアーのような大がかりなツアーは行わないものとみられている。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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