リンキン・パークは新作の制作作業は完成にむけて「まっしぐらに」進行中で、来年には確実にリリースするつもりだと明らかにしている。
プロデューサーのリック・ルービンは先月の時点で、昨年9月にリリースされた最新作『ア・サウザンド・サンズ』に続く次回作をバンド側が手っ取り早く出したがっていることを明らかにしていたが、ボーカルのチェスター・ベニントンはすでにバンドとしてはいくつも「クォリティー曲」をものにしているとローリング・ストーン誌に語っている。
「俺たちは今スタジオに入っていて、次のアルバムへ向かってまっしぐらという感じだよ。とりあえず、いい音がたくさん作れてると、クォリティー曲がたくさんあると、それだけは言えるよ」
さらにチェスターはバンドとしてツアーを減らしてレコーディングの機会を増やしていくことを考えているとも明らかにしている。『ア・サウザンド・サンズ』以前まではリンキン・パークの活動ではアルバムとアルバムの間に2年半から4年とブランクが長く空いていて、その間にバンドはこれまで基本的にみっちりツアーを続けてきたからだ。
チェスターはこの先、1年半ごとにアルバムを出せるようになったらすごいと語り、ツアーをしながらも自身とMCのマイク・シノダとともに常に作品を書き続けていると説明している。
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