ポール・マッカートニー、ロンドン・オリンピック開会式でのビートルズ再結成の可能性を示唆

ポール・マッカートニー、ロンドン・オリンピック開会式でのビートルズ再結成の可能性を示唆 - 1970年作 『レット・イット・ビー』1970年作 『レット・イット・ビー』

ポール・マッカートニーは来年開催されるロンドン・オリンピックの開会式式典に、自身とリンゴ・スターとで新しいバージョンのビートルズとして出演するかもしれないことをほのめかしている。

アメリカのテレビ局の番組に出演したポールは、ロンドン・オリンピックの開会式には出演するのかと訊かれ、ただ頷いてこれを肯定した。ただ、それでも事実を明かしすぎたと感じたのか、その後、ポールは「ぼくが関わっているかもしれないという噂なら聞いてるよ」などとはぐらかすような発言を続けた。さらにビートルズについては「連中がある種の音楽をやろうと計画しているって耳にしたけど」と語っている。

ザ・サン紙ではさるインサイダーの談話として次のようなものを伝えている。「マッカ(ポールの愛称)はディテールについてあやふやにしてるだけなんだよ。実際には開会式のオーガナイザーらと話もしていて、なんかしらの形でオリンピックに関われたらすごく嬉しいと言ってるんだから。オーガナイザーらはポールにほかのイギリスのアーティストらとともに出演してもらいたいんだよ。で、なおさらスペシャルなものにするためにも、同じステージにリンゴ・スターにも加わってもらいたいんだね」。

ザ・サン紙はさらにジョン・レノンとジョージ・ハリスンに関しては、それぞれの子供たちが代行として出演することも考えられると指摘している。先のインサイダー氏はこう語る。「ビートルズは世界中から愛されているんだから、オリンピックの式典にイギリスを代表する顔として出すべきだというのはバカでもわかることだよね」。

実際、ポールが大きなイベントでビートルズの楽曲を披露するのは珍しいことではない。ポールはこれまでチャリティ・イベントのライヴ・エイドやライヴ8でビートルズ・ナンバーを披露してきたし、アメリカのスーパーボウルのハーフタイム・ショーでもそうしたパフォーマンスをやってきている。さらに2009年にはテレビ・プロデューサーのサイモン・カーウェルに請われて人気オーディション番組『X・ファクター』にも出演してビートルズの楽曲を披露している。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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