メタリカ、ソニスフィア・フェスのアンコールでアンスラックス、メガデス、スレイヤーらと共演

メタリカ、ソニスフィア・フェスのアンコールでアンスラックス、メガデス、スレイヤーらと共演 - メタリカ 08年作 『デス・マグネティック』メタリカ 08年作 『デス・マグネティック』

メタリカ、アンスラックス、メガデス、スレイヤーとメタル四天王を擁したザ・ビッグ・フォー・ツアーのヨーロッパ・ツアーとへヴィ・ロックの巡業フェス、ソニスフィア・フェスティヴァルが合体した今年のソニスフィア・フェス。7月8日に行われたイギリスのネブワース開催分のソニスフィアではメインのアポロ・ステージを締めくくったメタリカのステージのアンコールに、ビッグ・フォーが揃うだけでなく、ダイアモンド・ヘッドも加わったとか。

メタリカは15曲のセットを披露し、さらにダイアモンド・ヘッドのカバーを含む3曲のアンコールにも応えたが、このアンコールでスペシャル・ゲストが勢揃いしたとか。

メタリカのボーカルとギターのジェイムス・ヘットフィールドはオーディエンスにこう問いかけたという。「おっとぉ、ほかにバンドが登場するとでもいうのかな? この異常な機材の多さはなんだろう? 実はザ・ビッグ・フォー・バンドっていうのをやろうということなんだけど、いいアイディアだと思わない? メタリカ30周年を記念して、スレイヤー、アンスラックス、メガデスを招待し、さらにダイアモンド・ヘッドのメンバーにも参加してもらって全体を仕上げるという感じだね」。

また、ザ・ビッグ・フォー+ダイアモンド・ヘッドの演奏が始まる前にメタリカのドラムのラーズ・ウルリッヒはダイアモンド・ヘッドのギターのブライアン・タトラーを指さしてこう語った。「あいついるだろ? あのブライアン・タトラーがいなかったら、俺たち全員がここにいなかったかもしれないといってもいいんだぜ」。そう言ってからバンド連合アンサンブルは“アム・アイ・イーヴィル”の演奏に雪崩れ込んだとか。

メタリカは“ザ・メモリー・リメインズ”や“オール・ナイトメア・ロング”などの比較的新しい楽曲と同様に初期の楽曲も織り交ぜたセットを披露した。ジェイムスはライブ中、「ソニスフィア、俺たちと一緒にいる? 俺たちはみんなのために来たんだぜ。メタリカ・ファミリーがみんなのために揃ってるんだよ」と観客に呼びかけていた。

ネブワースのソニスフィアの初日となったこの日のほかのステージではロロ・トマッシ、セレバル・ボールジー、ヤング・レジョネアらが登場した。

2日目のアポロ・ステージにはビッフィ・クライロ、ウィーザーらが登場した。3日目はスリップノットがヘッドライナーを務め、2分間の黙禱が亡くなったポール・グレイのために捧げられた。

メタリカのセットリストは以下のとおり:
'Hit The Lights'
'Master Of Puppets'
'The Shortest Straw'
'Seek & Destroy'
'Welcome Home (Sanitarium)'
'Ride The Lightning'
'The Memory Remains'
'All Nightmare Long'
'Sad But True'
'The Call Of Ktulu'
'One'
'For Whom The Bell Tolls'
'Blackened'
'Fade To Black'
'Enter Sandman'
'Am I Evil?'
'Battery'
'Creeping Death'

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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