ブルース・スプリングスティーン、脳卒中で倒れたクラレンス・クレモンズの現状を報告

ブルース・スプリングスティーン、脳卒中で倒れたクラレンス・クレモンズの現状を報告 - ブルース・スプリングスティーン 1975年作『明日なき暴走』ブルース・スプリングスティーン 1975年作『明日なき暴走』

ブルース・スプリングスティーン率いるEストリート・バンドのサックス奏者クラレンス・クレモンズが6月12日にフロリダ州で脳卒中で倒れ、緊急入院した件でブルースは14日に声明を発表した。

「俺たちの仲間でサックス・プレーヤーのクラレンス・クレモンズが脳卒中で倒れた報せを聞いた人ももう多いと思う。初期症状はどれも励みになる兆候を示しているけど、クラレンスがまた自身の能力を発揮するようになるまでには多くの治療とサポートが必要になるはずだ。けれども、幸いクラレンスは献身的な妻のヴィクトリアや、素晴らしい医者や健康面でのアドバイザーに恵まれているし、応援してくれる友人や親戚にも囲まれているからね。みんなの祈りや前向きなエネルギーや思いやりには俺からも感謝します。今はクラレンスがさらなる高みへと飛躍できるように、みんなで希望をたたえた気概を共有する時だと思うよ。ブルース・スプリングスティーン」

さらに、クラレンスにメッセージを送りたいと思ってるファンに対しては次のように発表されている。

「メッセージを送りたいという方のために notestoclarence@clarenceclemons.com というアドレスを設定しました。これはメール専用で情報サイトではありませんし、現時点では返信には応じられません」

なお、ブルースのファンジン、バックストリーツ誌は「クラレンスに近い友人」からのさらなる続報を伝えている。「現状はすごく順調だ。ぼくたちは驚いているし、医者たちもクラレンスの回復ぶりに驚いているよ。といっても、クラレンスはまだ各種医療機器に頼っている状態だ。けれども、クラレンスの生体情報はどれも向上しているし、当面の目標はクラレンスが元気になるにつれて、こうした機器をひとつひとつはずしていくことになるね」。

さらに友人は続ける。「再起への道程はとても長いものになるだろうね。リハビリも相当なものになるだろう。けれども、クラレンスがしっかり回復できるものだという希望も持っているよ。それが本当に可能かどうかはまだわからないけど、麻痺したはずの左半身でみられる身体の反応はさいさきのいい兆候となっている。そしてなによりもぼくたちは、みんなの祈りとファンのみんながクラレンスのことを気にかけてくれていることをありがたく思っていることを伝えたい。地球のすみずみから伝わってきているし、今のところ、そうしたみんなの祈りが少しずつかなえられつつあるんだよ」。
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