サーストン・ムーア、7月に文芸創作科の教壇に立つ

サーストン・ムーア、7月に文芸創作科の教壇に立つ - 2011年作『デモリッシュド・ソウツ』2011年作『デモリッシュド・ソウツ』

ソロ新作『デモリシュド・ソウツ』を先月リリースしたソニック・ユースのサーストン・ムーア。例年なら夏にツアーにいそしむというのだが、今年は少し赴きを変えた過ごし方を予定していて、コロラド州にある文芸創作科で教鞭をとるとか。

学校はコロラド州ボールダーのナローパ大学内にある、ジャック・ケルアック・スクール・オブ・ディスエンバディード・ポエティックスという学校で、あえて訳せばジャック・ケルアック遊体詩文学校といった感じか。文芸創作科を専門とする学校で、サーストンはここで開かれる夏季創作科プログラムに客員講師として7月4日から10日まで招かれているのだとか。ほかにもDJスプーキー、ハル・ウィルナーらも客員講師として教鞭をとる予定で、サーストンが担当するのは『パフォーマンス、出版、コラボレーションにおけるカウンター・カルチャー経済学』という講義。自身の抱負をサーストンはコロラド・デイリー紙にこう語っている。

「これまで教壇に立たないかという話はいくつもあったけど、ずっと断ってきたんだよね。今回は初めて時間の余裕があってやることしにしたんだよ。普段夏はツアーをやって過ごすものなんだけどね。とはいえ、講義が終わったらすぐにツアーでシカゴに向かうんだけど。学生たちがどういう連中で、どういう現場なのか、それがすごく興味あるよ。驚き満載だろうね」

なお、サーストンは『デモリシュド・ソウツ』収録曲の屋内ライブをヴァイオリンのサマラ・ルベルスキーと行っていて、そのパフォーマンス音源と映像、さらにニューヨークについてサーストンが語ったダイアローグとニューヨークの映像を編集した動画がフランスのブログサイトでアップされている。1本目は“ベネディクション~ブラッド・ネヴァー・ライズ”、2本目は“サーキュレイション”というもの。ダイアローグでは、まだ一介のロック・ファンだったサーストンが通りすがりのジョーイ・ラモーンを捕まえて、「CBGBってどこにあんの?」って聞き出すエピソードなどが紹介される。

“ベネディクション~ブラッド・ネヴァー・ライズ”はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=QzHWTbdj-FI&feature=player_embedded

“サーキュレイション”はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=NtWHHGwp1hA&feature=player_embedded
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