脳卒中で倒れたクラレンス・クレモンズ、快方に向かっている模様

脳卒中で倒れたクラレンス・クレモンズ、快方に向かっている模様 - ブルース・スプリングスティーン 1975年作『明日なき暴走』ブルース・スプリングスティーン 1975年作『明日なき暴走』

ブルース・スプリングスティーン率いるEストリート・バンドのサックスとして活躍するクラレンス・クレモンズが6月12日に脳卒中で倒れ、危篤状態が伝えられていたが、ブルースのファンジン、バックストリーツ誌でクラレンスを見舞った親友はクラレンスが快方に向かっていると語っている。

その人物は「昨日はもうただ重態なだけだったんだけど」と語っている。「今日、奇跡が起き始めている。生体情報がどんどん快方に向かってるんだ。ものにも反応する。ぼくたちが話しかけると目に涙をたたえ始める。左半身が麻痺しているけれども、左手は握りしめたりする。これは卒中の発作以来、初の吉報だよ。奇跡と呼んでもいいことだと思う。ここから5日間が山場になるけど、クラレンスはファイターだから」。

サックス奏者として中核的なメンバーといってもいい存在感をEストリート・バンドで誇るクラレンスだが、実はレディー・ガガの新作『ボーン・ディス・ウェイ』にもたっぷり客演していてこの客演についてこう語っていた。「こういうこと(レディー・ガガと演奏すること)をやってると、本当に体調もよくなってくるんだ。インスピレーションをあまりにも受けるんでね。しかも、レディー・ガガとツアーに行ける可能性もあるんだよ。すごいと思わないかい?」

クラレンスはここ数年、体調があまりよくないと報じられてきたが、脊椎と両膝の外科手術を受け、かなり体調を戻してきていた様子でもあっただけに、今回の発作は断腸の思いだったのかもしれない。なお、卒中で倒れてからは脳外科手術を2度受けているという。
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