ビーディ・アイのリアム・ギャラガーはボブ・ディランなど聴くつもりもなく「みじめったらしいおま○こ野郎」と呼んでいる。
世界最古の日刊紙ザ・タイムズ紙の取材を受けたリアムは、ボブ・ディランが70歳を迎えたことを祝ったのかと訊かれてこう答えている。「俺だっていろいろ知ってるよ、あれこれさ。でも、俺に言わせりゃあれはただのみじめったらしいおま○こ野郎だよ。でも、あいつの曲ではあれが好きだよ、“レイ・レディ・レイ”。みんなさ、なにかというとあいつにイカレちゃうけど、俺にはさっぱりって感じだな」。
また、さらにリアムは1960年代や70年代のアーティストが夏フェスでカムバックを果たすのはあまりおもしろくないと語っている。「グレイテスト・ヒッツばっかりやってるああいうクソ連中は詐欺もいいところだぜ」。
また、リアムは新しい音楽は聴かないとも認めていて、こう語っている。「なんか聴きたいもので新しいものなんてないよ。興味ないね。俺がいろいろ聴きたがらないのはどうしてだかわかる? それはね、俺がこの瞬間を生きてるからだよ。『おっと、今の瞬間、最高だね!』ってそういうもんなんだな。で、もう、そのまま忘れる。明日は明日でまたすごい瞬間が来るからな」。
ただ、新しい人で特に好きなアーティストは全然いないのかと訊かれてリアムはマイルス・ケインを挙げている。「マイルス・ケインはいいよ。若いし、ギタリストとしても抜群だし、なんか楽しくやってそうじゃん」。
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