ポール・マッカートニー、キース・リチャーズにビートルズの歌唱力をうらやましがられたと語る

ポール・マッカートニー、キース・リチャーズにビートルズの歌唱力をうらやましがられたと語る - 1998年『ウィズ・ザ・ビートルズ』1998年『ウィズ・ザ・ビートルズ』

現在、スタンダード曲のカバー・アルバムを制作中だというポール・マッカートニーだが、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがビートルズの歌唱力をうらやんでいたことを語っている。

レディオ・タイムスとのインタビューに応えてポールはこう語っている。「何年か前にキース・リチャーズと話しこんだことがあって、こう言ってたんだよね。『ほんと、おまえはさ、ついてるよな。おまえたちって、リード・ボーカルが4人もいるんだからさ。それがローリング・ストーンズじゃ1人だけだったからなあ』」。

さらにポールはミック・ジャガーがかつてビートルズのことを「4頭怪獣」と呼んでいたとも語っている。「ぼくたちはそれだけで特別な存在だったんだよ。ミック・ジャガーなんか、ぼくたちのことを4頭怪獣と呼んでたんだから。それはどこにいてもぼくたちは4人がまったく同じ装いで登場してたからなんだね」。

また、全員があと数年早く生まれていたら徴兵で軍に入隊しなければならなかっただけに4人は出会えただけでも幸運だったとポールは説明している。「ビートルズの本当にすごいところは、すんでの差でぼくたちは徴兵を免れているっていうことなんだよ。その数年前だったら、ビートルズは全員陸軍に入隊してただろうし、ビートルズが結成されたかどうかさえ疑わしいよね」。

その一方で、リンゴ・スターは先頃、ビートルズに加入した当時、すでに自分はローリー・アンド・ザ・ハリケーンズの花形ドラマーとして活躍していて、そんな自分がビートルズへ加入することを決心したことはビートルズにとって幸運だったと語っている。「ぼくをゲットできてビートルズはラッキーだったんだ。それはぼくが偉そうにそう言いたいんじゃないよ。ぼくは当時は相当にイケてるドラマーだったんだよ」


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