ポール・マッカートニー、2012年初頭にカバー・アルバムをリリースすると語る

ポール・マッカートニー、2012年初頭にカバー・アルバムをリリースすると語る - 2009年作 『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ~ベスト・ヒッツ・ライヴ』2009年作 『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ~ベスト・ヒッツ・ライヴ』

ポール・マッカートニーは2012年の早い時期にカバー・アルバムをリリースすることを明らかにしている。レコーディングはロスアンジェルスで行われ、楽曲はロックンロール以前の時代に遡るものだとのことだ。

「ぼくの親父の世代の音なんだよ」とポールはローリング・ストーン誌に語っている。「ぼくとしてはビートルズをやってた頃からこういうのをやってみたかったんだよね。でも、そのうちロッド(・スチュワート)がそういうカバーばっかりやっちゃったからさ(ロッド・スチュワートが1930年代や40年代のアメリカのスタンダードをカバーした『グレイト・アメリカン・ソングブック』シリーズのこと)。それで、ロッドの後追いにならないようにやんなきゃなって思ってね」。

アルバムにはまだタイトルはついてなく、ジャズ・シンガーのダイアナ・クロールとのデュエット曲も数曲収録している。また、ポールによれば、どの曲も「すごいなと思っている」作品だというが、基本的に仕事から帰ってきて家で和む音だとも説明している。

「どれもぼくがすごいなと思う曲なんだよ。ただ、ミエミエなものはなるべく避けてるんだよね。仕事から帰ってきて和むのに聴くような音楽だよ。このレコードをかけてワインをやるっていう感じでね」

その一方で、ポールはフー・ファイターズの『ウェイスティング・ライト』に触発されて「へヴィー・ロック・アルバム」を制作したいとも語っている。「と言うと、アホみたいに思えるかもしれないけど、こういうことをやることですごく新鮮な気分になれるんだよ。こういうのがぼくは大好きなんだよね。アホな思いつきをやり通すっていう。意外と、このアルバムを作るんでガレージで制作したりするかもよ」。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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