レディオヘッド“ロータス・フラワー”の踊りを手がけたロイヤル・バレエの振付師、「トムはとてつもないダンサー」だと語る

レディオヘッド“ロータス・フラワー”の踊りを手がけたロイヤル・バレエの振付師、「トムはとてつもないダンサー」だと語る - 2011年作 『ザ・キング・オブ・リムス』2011年作 『ザ・キング・オブ・リムス』

トム・ヨークのアヴァンギャルドなダンスが大きな話題を読んだレディオヘッドの“ロータス・フラワー”のビデオだが、この踊りを担当した振付師はトムを「とてつもないダンサーだ」と絶賛している。

その振付師とはイギリス・バレエ界の名門、ロイヤル・バレエの専任振付師であり、自身でもウェイン・マクレガー/ランダム・ダンスというダンス・カンパニーを率いるウェイン・マクレガー。ファンの1部にはこのビデオのダンスは即興で行われたものだと主張する人もいるが、マクレガーはこのビデオのパフォーマンスは「徹底的に振付けられたものだ」と説明している。

「このビデオについてのコメントなどもいろいろ読みましたけど、このダンスが引き起こした議論はとてもおもしろいものですね」とマクレガーは語っている。「というのも、これが振付によるものなのか、それとも単純に音に合わせて踊っているだけのものなのか、こうした身体の動作の純粋さをめぐる議論とは、実はわたしたちが常日頃、踊りの純粋さについて問いかけているものでもあるからなんですよ」。

マクレガーは共通の友人を通じてトムからの要請で今回のビデオの制作に関わったというが「トムについては心の底からとてつもないダンサーだと思います」とも語っている。

“ロータス・フラワー”のビデオを観るにはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=cfOa1a8hYP8

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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