アメリカ時間の5月10日にセカンド・ソロ・シングル“(It) Feels So Good”をリリースするスティーヴン・タイラーだが、この曲について「誓ってもいいけど、この曲は絶対にヒットするよ。今年の夏、みんなの車からこの曲が流れてくるのがもう聴こえてくるくらいだからね。俺はね、メロディに目がないんだから。俺にはどうしてもメロディが必要なんだ。いつも探してるんだよ。そうしたら、こんなのができたんだよ」とローリング・ストーン誌に語っている。

もともとこの曲は2002年にリリースした『アルテメイト・エアロスミス・ヒッツ』収録用にスティーヴンが書いた作品だったのだが「みんなが気に入らなかったんだよ。それでこの数年間、懐で温めてたんだけど」とのことで、現在執筆中の自伝に付録としてつけることも考えたが、すぐにネットにアップされるだけだろうと踏んでそれもやめたのだそう。

「いずれにしても、本当にこの曲についてはいい気分なんだよ。ちょっとリスキーなところもあるんだけどさ」

シングルのビデオの方はスティーヴンが審査員を務めているテレビの人気オーディション番組『アメリカン・アイドルズ』で初披露される予定になっている。一方のエアロスミスについては今年に入ってから新作用のデモ・レコーディングも済ませたとの話だが、スティーヴンはスティーヴンで初のソロ・アルバムに取りかかる準備もしているとのことで、どちらが先に出そうかも微妙なところだという。

その一方で、スティーヴンは先頃ギターのジョー・ペリーとサシで話し合ってエアロスミスの新作も近いとツイートしたりもしているので、この先の動きは限りなく流動的だ。

なお“(It) Feels So Good”は、日本では配信限定シングルとして5月25日にリリースされる。