フレイミング・リップス、『ザ・ソフト・ブレティン』完全ライブ音源を超限定リリース

フレイミング・リップス、『ザ・ソフト・ブレティン』完全ライブ音源を超限定リリース

この先しばらく変則的なリリースを続けるとすでに宣言しているフレイミング・リップスだが、1999年の名作『ザ・ソフト・ブレティン』の完全ライブ音源のリリースを準備している。

ライブはニューヨーク州立大学のフレドニア校で行われたものだとジ・オブザーヴァー紙が伝えているが、このフレドニア校は長くバンドのプロデューサーを務めたデイヴ・フリッドマンが教鞭を取る学校でもあって、さらに近くのニューヨーク州カサダガにあるデイヴのターボックス・ロード・スタジオでもバンドは『ザ・ソフト・ブレティン』のライブ・バージョンを収録したという。

このパフォーマンスの模様は『The Soft Bulletin: Live La Fantastique de Institution 2011』というタイトルでリリースを予定しているが、グミ製の頭蓋骨の中に埋め込まれたUSBメモリに収録される形になるという。ただし、このグミ頭蓋骨は6月14日と15日にロスアンジェルスのハリウッド・フォエヴァー・セメトリーで行われるライブのチケットの付録としてのみリリースされることになっていて、そのほかの形でのリリース予定は今のところ未定だとか。なお、このロスアンジェルス公演では14日に『ザ・ソフト・ブレティン』の完全ライブを行い、15日にはピンク・フロイドの『狂気』の完全ライブを行う予定だ。

また、バンドのツイッターによれば、このグミ頭蓋骨は「脳みそ部分がマリファナ味、頭蓋骨部分がいちご味で、ユニークなセットリストで演奏された『ザ・ソフト・ブレティン』のライブとライブ・ビデオを2本」含んでいるのだとか。ジ・オブザーヴァー紙によると、2本とはアルバム収録曲の“レース・フォー・ザ・プライズ”と“ホワット・イン・ザ・ライト?”の2曲になるとか。

その一方でバンドはプレフューズ73やライトニング・ボルトとのコラボレーションにも取り組んでいるというが、ツアーも5月から9月にかけて精力的に行う予定になっている。その中には、日本の9月3日(土)メタモルフォーゼでの来日も含まれている。
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする