R.E.M.のマイケル・スタイプ、新作『コラプス・イントゥ・ナウ』の歌詞はすべてiPhoneで書いたと語る

R.E.M.のマイケル・スタイプ、新作『コラプス・イントゥ・ナウ』の歌詞はすべてiPhoneで書いたと語る - 2011年作 『コラプス・イントゥ・ナウ』2011年作 『コラプス・イントゥ・ナウ』

R.E.M.のマイケル・スタイプは新作『コラプス・イントゥ・ナウ』用の作品を準備していく過程で、ノートとペンを使うのをやめてすべてiPhoneで作業を行ったことを明らかにしていて、新しい題材を書いたり組み立てたりする時にはテクノロジーを利用するのが前に進む一歩になると語っている。

アブソルート・ラジオの取材に応えてマイケルはこう語っている。「ぼくのノートはぼくのiPhoneで、実際問題としてぼくは今度の新作の内容はすべて携帯で書いたんだよ。そういう意味で、ぼくはテクノロジーが大好きなんだ。おかげで紙切れをばらばらなまんま持ち歩かなくてもいいしさ。もちろん、ぼくはいつもこれが日の目を見ればいいなあと思いながら歌詞を書いているんだけどそうならないことがほとんどだから、なおさらなんだよね」

さらに歌詞の執筆についてはある決まったアプローチがあるとマイケルは説明している。「音楽が閃いて聴こえてくる時ってなんか見えてくるものなんだけど、たいてい風景が浮かんでくるんだよね。だから、作詞家としてのぼくの仕事というのは物語や語り、考え方や言葉を使って、その風景をどうにかして人々に伝えていくことにあるんだよ」。

そして歌詞の解釈については聴き手の自由に任せているとマイケルは語る。「そこが音楽というメディアの力だからね。だから、ぼくは言うんだけど、アーティストの自分の言葉についての解釈というのは一番どうでもいいことであって、リスナーとしてのみんな解釈が一番重要なんだよね」。
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